日蓮宗の総本山身延山久遠寺では
令和五年で開闢750年をお迎え致します。
宗祖である日蓮聖人は750年前、
鎌倉をお出になられて身延山へと御入山されました。
1274年・・・鎌倉時代のことです。
便利な現代と異なり、交通機関など在りませんでしたので
数カ所で宿泊しながら旅をされました。
その道中の様子を日蓮聖人は「富木殿御書」に記されております。
十三日たけのした
十四日くるまがへし
十五日ををみや
十六日なんぶ
十七日このところ
いまださだまらずといえども、
たいしはこの山中心中に叶て候
とございます。
当山大泉寺は日蓮聖人がこのとき弟子の六老僧白蓮阿闍梨日興上人の叔父
由比五郎宅に御一泊されたご縁で開創されました。
当山はじめ、五カ所の宿泊地にて本年一月より
日蓮宗総本山身延山久遠寺によって
「足跡の霊地顕彰法要」
が行われております。
大泉寺では4月16日(日)13:00~
顕彰法要を厳修いたします。
また同時に大泉寺の開山750年の慶讃法要も併せておこないます。
また法要後には
今年真打ちへと昇進する
一龍斎貞鏡師による
講談「日蓮大聖人御一代記」の披露がございます。
参加申し込みはこちらから
※参加は無料でできます。
住職である私自身も750年という歴史の重みは中々実感は出来ませんが、
私で40代目になりますので、39名の住職達と檀信徒の皆様の想いが詰まったお寺でございます。
50年に一度の大きな節目を当代としてお迎えできるのは大変有り難く思います。
大変貴重な機会ですので、檀信徒の皆様だけではなく
ご希望される方にはなるべくご参加して頂ければ嬉しく思います。
ぜひお越し下さいませ。