お彼岸を迎え境内も春めいてきました

 

今日お彼岸のお中日をお迎えいたしました。

少し肌寒く、お寺に来るお檀家さん達も

「お彼岸なのに寒いですね」

と声を掛けて下さいます。

とはいえ桜の開花予報では例年より三日早いそうで、

実際にお寺の桜も既に二分咲きくらいになっています。

桜が早く咲き、先に咲いていた桃の花が満開なので

お寺の境内はお花で賑やかになってきました。

特に今年は冬の間に嫌なニュースも多く気が滅入ってしまいましたが、

こうやって花が咲き始めると心の緊張も少しほぐれて参ります。

 

お彼岸は仏教の「中道思想」が元になって行われる行事です。

どちらか片方に偏ること無く真ん中をゆくことですが、

暑くも寒くも無く、

昼と夜が同じ長さになる春分・秋分を大切にする日本独自の素晴らしい行事です。

心を常に偏らせず、真ん中に置くことを意識すれば

武力で他人の国を攻め奪い取るなどという考えにはならないのです。

 

宗教とは自らの倫理観の方向を形作る大切なものです。

ぜひお彼岸という絶好の機会に、ご家族で「中道」を意識してみて下さい。

そしてインターネットやテレビで暗いニュースを見てしまうと

必要以上に暗い気持ちになるものです。

その様なときは少し家から出てみて、

お花見をしながら仏様に平和を祈願してみましょう。

きっと心が少し軽くなりますよ。

大泉寺空の旅・桜の季節

 

コロナウイルスの感染拡大防止の為に、外出を控えている方も多いと思います。

普段なら寒さも和らぐこの季節は、

桜を観に外へと出たくなりますが今年は我慢せざるを得ません。

今日は満開を迎えた大泉寺の桜を小型ドローンで撮影してみました。

皆様も少しでもお花見の気分を味わって下さい。

今は我慢の時です。頑張りましょう!!

 

〜日蓮聖人のお言葉より〜

妙一尼御前御消息

法華経を信ずる人は冬のごとし。
冬は必ず春となる。
いまだ昔よりきかず、みず、冬の秋とかえれる事を。
いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となる事を。
経文には、「もし法を聞くことあらん者は、 ひとりとして成仏せずということ無し」と、とかれて候う

境内の桜が見頃です

🌸桜🌸満開🌸 いつもは時季が違う花が、お彼岸の冷え込みから急に暖かくなったので、桜も桃の花も一斉に咲きました(≧∀≦)

天気も良くお散歩日和です。

そこで皆様にお願いです。

参拝者や花見客、春休み中の近所の子供などが集まりやすいこの時期はトラブルが多いです。

交通量が増えて車と接触したり、今朝も花を写真に撮ろうとする男性が自分の写真の邪魔になる車を怒鳴ったりしていました。

寺や神社の境内は 仏様や神様を奉る信仰の場です。

自分にとって邪魔になるものでも、相手がいる事なら多少の我慢は必要ですし、お互いに気持ちよく参拝できる様に心掛けるのも立派な修行なのです。

 自分だけが良ければいいという考えはやめましょう。

お互い様の気持ちを忘れずに!!

#日蓮宗 #大泉寺 #daisenji #daisenjitemple #静岡 #古刹 #桜 #富士桜 #本堂 #春 #花 #花の写真館 #富士宮 #野中 #春が好き #仏教 #仏教を廃れさせたくない #お寺 #境内 #境内の花 #お坊さん #和 #和風 #cooljapan #japan #japanese #sakura #マナーを守ろう #buddisttemple #大泉寺の花まつりは4月7日

大泉寺さん(@daisenji1274)がシェアした投稿 –

河津桜が開花しました!!

ようやく河津桜が開花しました!

長い冬の後には必ず春が来ます。

人生に於ける辛い時期の後にも季節と同じように暖かい春が来るものです。

苦しい時期を乗り越える為に耐え忍ぶ修行・・・これを「忍辱(にんにく)の修行」といいますが、

この忍辱の修行を積み重ねると、忍辱の鎧となり自身の身を守ってくれると説かれています。

境内の花が見頃です。

 

境内の中で最も目立つ、山門前の桜は八分咲きです。

そのほかのソメイヨシノなどは、丁度来週の花まつりくらいに見頃を迎えそうです。

桜以外にも目を向けると春らしい花が境内には沢山咲いています。

 

桜が開花しはじめました

20170326-013025.jpg

山門前の早咲きの桜が開花しはじめました。

他より早く開花し、花も大きく見栄えもするので人気もあり、花見に来る方も多いです。

境内では既に花桃や各種桜が見頃を迎え、吉野桜ももう少しで咲きそうです。

天気の良い日に散歩がてら参拝してみてはいかがでしょうか?

お盆

20160816-100534.jpg

お盆も今日で終わりですね。
毎年沢山の方が酷暑の中お墓参りをされて感心いたします。
我々日本人にとってご先祖様というのは、やはり特別な存在なんですね。

しかし、最近「正しい供養」ができてない方も多くいらっしゃいます。
ご供養は自分流に「これでご先祖様も満足だろう」という考え方でやれば良いものではありません。
ほんの少し前までは、3世代同居が殆どで、自然と供養の仕方なども次世代に継承されていましたが、核家族化が進みお仏壇の無い子供世帯やお墓参りを一緒にしたこと無い故に、間違ったやり方が増えています。

若い世代には是非親御さんや、祖父母の世代がお元気なうちに教えてもらってください。
また、ご年配の皆さんも「子供に迷惑かかるから」などと仰らずに、ご先祖様の大切さを伝え、積極的にお墓参りやお寺へのご挨拶などを任せてしまいましょう!

任されるのは迷惑なんかじゃありませんよ!!
親孝行、先祖孝行するよい機会を与えてもらえるのですから。

また、最近はお墓にお供えするお花は、9割が造花になってきています。
後の処理を考えると致し方ないとは思いますが、ごく一部の方が持ち帰らずに人目につかない境内に捨てて帰ってしまいます。境内に捨てられてしまうと林の中などでも土には還らないのでいつまでも残ってしまいます。

花を手向けるのは亡きご先祖様達のご回向には欠かせないものです。
綺麗な花を添えたいという気持ちが一番大切なのですが、折角のその気持ちも、花(ゴミ)を持ち帰るのが面倒だと境内に捨てていってしまえば、ご先祖様に手向けた気持ちすら捨てていってしまう事になってしまいます。
ゴミ捨てまでがお墓参りなんです。

住宅事情で難しくなってきましたが、自宅でなくても、お墓でやる方も多いですから迎え火、送り火などはなるべくやるようにしましょうね。

お盆が過ぎてもお墓は綺麗に保ちましょう。
お寺の境内でもいろんな花も咲いていますので、お散歩がてらどうぞ。

今日の写真は以前のものとは違う品種の熱帯スイレンです。

熱帯スイレン開花

20160706-172650.jpg
数日前から熱帯スイレンが開花しています。
普通の温帯種より目にする機会が少ないので、わりと珍しい品種ですね。
毎日開花しますので、見てみたい方は早朝から午前中いっぱい開花してますので散歩がてらご参拝下さい。