巳年(へびどし)は、新しい挑戦や変化、成長、変革を象徴する年とされています。
写真の巳は、毎年毎年焼物の干支を奉納下さるお檀家さんの作品です。
可愛らしくも躍動感のある巳ですよね。
今年で5年目になりますが、年々難易度の高い素晴らしい作品になっています。
コツコツと良い作品作りのために日々努力されている成果だと思います。
今年、令和7年は乙巳(きのとみ)は
努力が実る年であるといわれています。
結果というのはすぐに出るものばかりではありません。
時には辛抱が必要な事も多いと思いますが、焦らず一歩づつ前に進めば確実に目標に近づくことができます。
歩む速度は人それぞれです。
迷わず自分のペースで前に進みましょう。
「道の遠きに志のあらわるるにや」(乙御前母御書)
このお言葉は
日蓮聖人の流刑地、佐渡に2人の女性信徒が遠く鎌倉から旅をして来たときに、その志を讃えて遺されたお言葉です。
当時は治安も悪くまさに命懸けの大変危険な道のりでした。
困難な道にこそ志が大切です。
「できるか、できないか」
ではなく
「やるか、やらないか」
更には
「どうやるか?」
と目標に向け前向きな姿勢を保つ事が大切です。
一年の計は元旦にあり
今年一年の目標を見定め前に進んで参りましょう。
本年もどうぞよろしくお願いします。
妙覚山大泉寺
住職 遠藤是真