新年のご挨拶申し上げます

新年明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い致します

 

皆様のおかげで令和六年を無事に迎える事が出来ました。

日々充実しているからなのか、歳のせいなのか一年が過ぎ去るのが本当にあっという間です。

昨年も色々ありましたが、この一年が良い年となるように願を掛けて行動を始めるのがお正月です。

「一年の計は元旦にあり」

と申しますが、何かを始めるのに早すぎるということはありません。

特に辰年は新しいことを始めるのに好い年だと言われています。

今までやってみたかったことなど、このお正月に計画してみてはいかがでしょうか。

また、昨日の大晦日、除夜の鐘には多くの方がご参加下さいました。

例年より暖かかったとはいえ、12月の寒さの中ご参詣ご苦労様でした。

除夜の鐘は年によって参加者数が大きく変動がありますが、

今年は程良い人数で、若い方も多く元気をもらい幸先の良いスタートが出来ました。

 

皆様にとっても本年がよい年となりますようご祈願申し上げます。

合掌

お彼岸を迎え境内も春めいてきました

 

今日お彼岸のお中日をお迎えいたしました。

少し肌寒く、お寺に来るお檀家さん達も

「お彼岸なのに寒いですね」

と声を掛けて下さいます。

とはいえ桜の開花予報では例年より三日早いそうで、

実際にお寺の桜も既に二分咲きくらいになっています。

桜が早く咲き、先に咲いていた桃の花が満開なので

お寺の境内はお花で賑やかになってきました。

特に今年は冬の間に嫌なニュースも多く気が滅入ってしまいましたが、

こうやって花が咲き始めると心の緊張も少しほぐれて参ります。

 

お彼岸は仏教の「中道思想」が元になって行われる行事です。

どちらか片方に偏ること無く真ん中をゆくことですが、

暑くも寒くも無く、

昼と夜が同じ長さになる春分・秋分を大切にする日本独自の素晴らしい行事です。

心を常に偏らせず、真ん中に置くことを意識すれば

武力で他人の国を攻め奪い取るなどという考えにはならないのです。

 

宗教とは自らの倫理観の方向を形作る大切なものです。

ぜひお彼岸という絶好の機会に、ご家族で「中道」を意識してみて下さい。

そしてインターネットやテレビで暗いニュースを見てしまうと

必要以上に暗い気持ちになるものです。

その様なときは少し家から出てみて、

お花見をしながら仏様に平和を祈願してみましょう。

きっと心が少し軽くなりますよ。

節分追儺式

本来ならば今のような状況でこそちゃんとやりたい節分の行事。

今年は124年ぶりに2月2日が節分となります。

前回はなんと明治30年!!

暦の関係でこういうことが起きるのですが、うっかり間違えてしまいそうですね。

今年はこの日本人に親しまれた行事ですら人を招いてできない状況が続いております。

しかし人は呼べなくともご祈願はできます。

寺族のみで檀信徒をはじめとして日本中の人々の安寧を祈願いたしました。

さて、節分といえば豆まき。

邪気を祓うために「鬼は外福は内!」と掛け声をかけて投げるのが一般的ですが、日蓮宗のお寺では「鬼は外」を言わないことがあります。

日蓮宗では法華経を信仰していますが、その法華経の守護神の中に「鬼子母神」様がおいでになります。

鬼子母神様は名前のとおり、鬼の姿をしておられます。

元々500人もの子供を持ち人の子をさらって食べる悪鬼だったのですが、お釈迦様は鬼子母神の子を1人お隠しになりました。

そうすると世界中を7回も探し回るほど心配しました。

その鬼子母神にお釈迦様は「500人も子供がいるお前が、たった1人の子供の心配をしている。1人しかいない子供がいなくなった母親の悲しみは如何程のものか。改心し仏法に帰依すればお前の子供はすぐ戻るだろう」

と諭したのでした。

以来、鬼子母神様は法華経の守護者となったのです。

二体とも当山の鬼子母神様ですが、邪気から仏法を守護する鬼の姿と、子供に見せる慈愛に満ちた表情の二面性が鬼子母神様の特徴です。

この悪鬼が改心した鬼子母神様がいらっしゃるので「鬼は外」とは言わないのですね。

とはいえ、節分追儺式は邪気を祓う儀式。

ご家庭でもできる範囲で構いませんのでしっかりお経をあげ豆まきをし、福を招き入れましょう!!

【重要なお知らせ】除夜の鐘について

世の中が不安に満ちた今のようなときこそ、仏様にすがりたいものです。

当山では毎年

「除夜の鐘」

を楽しみにしている方も多く、

安易に中止という選択をすべきではないと考え、

安全な参拝ができるようオンライン配信を含め、

状況を見ながら様々な準備を進めてまいりました。

しかし今月に入り約2週間で静岡県内の感染者が500名を超え、

富士・富士宮でも増加傾向にあります。

このような状況下で屋外とはいえ100名を超える人々が一か所に集まる行事を行うのは危険であると判断し、

除夜の鐘を中止致します。

誠に残念ではございますが、檀信徒各位、また地域住民の皆様の安全の確保

そして社会的な影響を含めての判断でございますので

何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

 

妙覺山 大泉寺

大泉寺空の旅・桜の季節

 

コロナウイルスの感染拡大防止の為に、外出を控えている方も多いと思います。

普段なら寒さも和らぐこの季節は、

桜を観に外へと出たくなりますが今年は我慢せざるを得ません。

今日は満開を迎えた大泉寺の桜を小型ドローンで撮影してみました。

皆様も少しでもお花見の気分を味わって下さい。

今は我慢の時です。頑張りましょう!!

 

〜日蓮聖人のお言葉より〜

妙一尼御前御消息

法華経を信ずる人は冬のごとし。
冬は必ず春となる。
いまだ昔よりきかず、みず、冬の秋とかえれる事を。
いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となる事を。
経文には、「もし法を聞くことあらん者は、 ひとりとして成仏せずということ無し」と、とかれて候う

境内の桜が見頃です

🌸桜🌸満開🌸 いつもは時季が違う花が、お彼岸の冷え込みから急に暖かくなったので、桜も桃の花も一斉に咲きました(≧∀≦)

天気も良くお散歩日和です。

そこで皆様にお願いです。

参拝者や花見客、春休み中の近所の子供などが集まりやすいこの時期はトラブルが多いです。

交通量が増えて車と接触したり、今朝も花を写真に撮ろうとする男性が自分の写真の邪魔になる車を怒鳴ったりしていました。

寺や神社の境内は 仏様や神様を奉る信仰の場です。

自分にとって邪魔になるものでも、相手がいる事なら多少の我慢は必要ですし、お互いに気持ちよく参拝できる様に心掛けるのも立派な修行なのです。

 自分だけが良ければいいという考えはやめましょう。

お互い様の気持ちを忘れずに!!

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写仏体験受付中!!!

4月7日土曜11:00〜

大泉寺書院におきまして写仏体験教室を執り行います。

どなたでもご参加いただけます。

体験料2,000円 要予約 定員15名

となっております。

「お檀家さんじゃないとダメなんでしょ?」

とよく言われますが、そんなことはありません。

大泉寺で行われる行事は全てどなたでもご参加可能です。

まずはお気軽にお問い合わせを!!!

担当は副住職です。

写仏体験‼ 写仏をやってみませんか? 文字を書く写経と違い、仏画をなぞるだけでどなたでも描くことができます。 檀家ではない方も勿論体験頂けます。 ・ 4月7日(土)11:00〜要予約 定員15名 体験料¥2,000 ・ #日蓮宗 #大泉寺 #静岡 #富士宮 #野中 #japanese #和風 #はなまつり #花まつり #おしゃかさま #お釈迦様の誕生日 #釈尊 #釈尊御降誕会 #お寺でマルシェ #マルシェ #イベント #地域密着 #町おこし #まちおこしでつながりたい #仏教 #仏教を廃れさせたくない #インスタ映え #インスタ映えするやつ #寺コン #お寺でコンサート #お坊さん #写仏 #写仏体験 #大泉寺の花まつりは4月7日

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河津桜が開花しました!!

ようやく河津桜が開花しました!

長い冬の後には必ず春が来ます。

人生に於ける辛い時期の後にも季節と同じように暖かい春が来るものです。

苦しい時期を乗り越える為に耐え忍ぶ修行・・・これを「忍辱(にんにく)の修行」といいますが、

この忍辱の修行を積み重ねると、忍辱の鎧となり自身の身を守ってくれると説かれています。

花まつり詳細を公開!!!

花まつりの概要を公開致しました。

行事内に於ける個々の要素についての詳しい内容については、

このブログや各種SNSにて公開してゆきますのでお見逃し無く!!

イベントページはこちら

https://www.facebook.com/events/741754609545687/

節分会

大泉寺節分会✨ 昨日2/3、本堂にて節分会を行いました。 住職が風邪でダウンされましたので、代わりに副住職が導師をお勤めいたしました。 節分の豆には厄払いの効果があると言われておりますが、そもそも「厄」や「鬼」とは何なのでしょうか? 日蓮宗では、鬼子母神さまや十羅刹女など仏法を守護する鬼神も少なくありませんので鬼は追い出すものでは無く、味方につけて力を貸して頂く存在です。 なので「鬼は外」ではなく、「福は内」と豆を撒きます。 その様な意味合いから、本宗の鬼神達は「鬼」という漢字を書くときは、ツノの部分をとり除いて現します。 皆様も自身の内にある「鬼」を追い出すのではなく、ツノを取り自身の味方につけてみては如何でしょうか? 心強い味方になりますよ! #富士宮 #富士宮市 大泉寺 #日蓮宗 #仏教 #仏教を廃れさせたくない #節分

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