マンションタイプのお墓

   
大泉寺の墓地に新たなタイプのお墓を設置しました。
いわゆる「マンション型」と呼ばれるタイプで、個室をご使用いただく形式のものです。

従来からある戸建て型が一番の主流であることは変わりませんが、

時代とともに様々な変化もみられるようになりました。

核家族化・少子化などで後継者の心配をされる方が安心してご利用いただけるお墓です。


マンション型の特徴は
  • 契約~利用~墓じまい までトータルで低コスト化できる
  • 契約後短期間で納骨が可能(二週間程度)
  • 生前申し込み可能
  • 後継者がいなくなった場合、永代供養付きなので安心
などメリットがたくさんあります。

契約時に冥加料(一区画契約費)をお納めいただき、

 以後年間管理費をお願いいたしております。



詳細はお寺までお問い合わせください。

見学等は随時受付しております。

お問い合わせは↓↓

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節分追儺式

本来ならば今のような状況でこそちゃんとやりたい節分の行事。

今年は124年ぶりに2月2日が節分となります。

前回はなんと明治30年!!

暦の関係でこういうことが起きるのですが、うっかり間違えてしまいそうですね。

今年はこの日本人に親しまれた行事ですら人を招いてできない状況が続いております。

しかし人は呼べなくともご祈願はできます。

寺族のみで檀信徒をはじめとして日本中の人々の安寧を祈願いたしました。

さて、節分といえば豆まき。

邪気を祓うために「鬼は外福は内!」と掛け声をかけて投げるのが一般的ですが、日蓮宗のお寺では「鬼は外」を言わないことがあります。

日蓮宗では法華経を信仰していますが、その法華経の守護神の中に「鬼子母神」様がおいでになります。

鬼子母神様は名前のとおり、鬼の姿をしておられます。

元々500人もの子供を持ち人の子をさらって食べる悪鬼だったのですが、お釈迦様は鬼子母神の子を1人お隠しになりました。

そうすると世界中を7回も探し回るほど心配しました。

その鬼子母神にお釈迦様は「500人も子供がいるお前が、たった1人の子供の心配をしている。1人しかいない子供がいなくなった母親の悲しみは如何程のものか。改心し仏法に帰依すればお前の子供はすぐ戻るだろう」

と諭したのでした。

以来、鬼子母神様は法華経の守護者となったのです。

二体とも当山の鬼子母神様ですが、邪気から仏法を守護する鬼の姿と、子供に見せる慈愛に満ちた表情の二面性が鬼子母神様の特徴です。

この悪鬼が改心した鬼子母神様がいらっしゃるので「鬼は外」とは言わないのですね。

とはいえ、節分追儺式は邪気を祓う儀式。

ご家庭でもできる範囲で構いませんのでしっかりお経をあげ豆まきをし、福を招き入れましょう!!

葬儀・法事などのリモート配信について

一部地域の緊急事態宣言以降、

対象地域にお住まいのお子さん・お孫さんなどがコロナウイルス感染拡大予防のため、

参列を自粛せざるを得ない状況にあり、ご家族との最期のお別れを諦めるという悲しい状況にある方も少なくありません。

当山ではそのような方々に「リモートでのご参列」をお勧めしています。

お葬儀などの最期のお別れというのは、人にとってとても大切なものです。

一生の心残りになるかもしれません。

最期にお顔も見れなかったなんてあまりにも悲し過ぎますよね。

 

せめて心を葬儀式場に、画面越しにもご参列、ご供養頂きたいと思います。

 

お葬儀だけではなく、お年忌法要なども対応致しております。

実際にご希望の方は住職までお問い合わせください。

ようやく冬化粧

昨年末から寒い割に富士山に雪が積もらず、少し積もっても雪が少ないのですぐ溶けてしまったりと物足りない感じがずっとしていましたが、今朝は久々に真っ白になっていました。

この姿を見ると安心する人も多いのではないでしょうか。

新年の御挨拶

皆様、新年あけましておめでとうございます。

 

また喪中の皆様におかれましては

新年となりましたが今年もよろしくお願いいたします。

 

私は令和元年の12月に新住職となりほぼ丸一年経ちます。

新年の御挨拶であまり重い話はしたくないのですが、

住職交代直後よりコロナウイルスの影響ですべての行事は中止となり、

お寺としての活動はかなり制限せざるを得なくなりました。

 

お寺だけでなく日本中が同じ状況でした。

より辛い思いをした方も本当に多かったと思います。

 

この度も富士・富士宮をはじめとし、全国で急激に感染される方も増えている状況で、

「除夜の鐘」を中止致しました。

おそらく太平洋戦争のとき、お寺にあった鐘楼や仏具などの金属類の供出をしたとき以来の出来事でございます。

今、大泉寺にある鐘楼は昭和24年に再建されました。

以来72年ぶりの本当に大変な出来事でございます。

 

そんな令和2年も明け新たな年を迎えましたが、すぐに状況が好転するわけではありません。

より気を引き締めて望まねばならない状況ではございますが、

今、世の中では人々が少しでも良い状況になるように皆が一生懸命知恵を絞り前に進んでいます。

ワクチンも開発されまもなく日本でも接種が始まると言われています。

効果の程はまだわかりませんが、今まで未知の病と向き合い一歩ずつ前に進んできたのが人類の歴史でございます。

 

今日新年をお迎えするにあたり、疫病退散、有縁無縁の皆様の家内安全、身体健全などをご祈願致しました。

皆様の中にも新年をお迎えして何かしらお願いをした方も少なくなかったとお察し申し上げます。

仏様や神様の前でお願いをすることは

 

「誓願」

 

といいます。

これは只「願いを叶えてください」と一方的にお願いをするものではなく、

「私は叶えたい目標のために、このような努力をしますのでどうかお見守りください」

と誓いを立てることをいいます。

 

必ずこの状況は良くなっていきます。

今日、またお正月中に立てた誓願をぜひ胸に抱いて今年一年がんばって頂きたいと思います。

私も頑張って前に進んでゆきます。

 

どうぞみなさま、本年が皆様にとって良い年でありますようお祈り申し上げます。

 

妙覺山大泉寺

第四十世 遠藤是真

【重要なお知らせ】除夜の鐘について

世の中が不安に満ちた今のようなときこそ、仏様にすがりたいものです。

当山では毎年

「除夜の鐘」

を楽しみにしている方も多く、

安易に中止という選択をすべきではないと考え、

安全な参拝ができるようオンライン配信を含め、

状況を見ながら様々な準備を進めてまいりました。

しかし今月に入り約2週間で静岡県内の感染者が500名を超え、

富士・富士宮でも増加傾向にあります。

このような状況下で屋外とはいえ100名を超える人々が一か所に集まる行事を行うのは危険であると判断し、

除夜の鐘を中止致します。

誠に残念ではございますが、檀信徒各位、また地域住民の皆様の安全の確保

そして社会的な影響を含めての判断でございますので

何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

 

妙覺山 大泉寺