アジサイを植えました。

  

ちょうど花が終わった頃合いですが、先日アジサイを駐車場横の庭園に植えました。

数年前から挿し木で増やした物ですが、全部で10鉢ありました。

この庭園と駐車場は、40年以上昔は田んぼだったそうですが埋め立てて駐車場にしたそうで

正直土が悪く、石や砂利がほとんどなので荒れ地に生えるような雑草ばかり生えてきます。

また梅雨に入ると特別な理由も無ければ出歩きたくなくなる季節ですので、

せめてお寺まで来られた方々に楽しんで頂こうと徐々にアジサイを増やしていこうと思います。

ただ・・・これだけ広いと10鉢じゃ全然足りませんね・・・

この庭園だけでもあと50は無いと見栄えしない感じです・・・

頑張って増やします!!

もし鉢植えのアジサイが余っているような方がいらっしゃいましたらご協力をお願い致します。

それにしても最近の暑さで穴掘り作業は堪えますね。

2時間程度の作業で体重が1.2キロ減りました。

ここ数年の暑さは異常で、お盆の棚経も近いのですが体感温度が危険なレベルですね。

皆さんも熱中症には十分お気をつけ下さい。

青年会

世の中には様々な分野で「青年会」というものが組織されていますが、日蓮宗にも青年会があります。

全国日蓮宗青年会から各地方の青年会がありますが、静岡県の青年会は全国に先駆けて組織された古い青年会です。

静岡県中部管区の中で富士川を境に東西に分かれ、西を五明会・東を和党会という名の青年会があり、私は和党会に属しています。

この青年会は何をしているのか?

2年ごとに改選される会長によって色が出ますが、研修会や募金活動などの自己研鑽や、行脚など宗門の実働部隊としての側面もあります。

先日は富士市の葬儀社「金華堂」の金刺社長をお迎えして、現代の葬儀について研修会を行いました。

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時代によって変わるお葬儀。
そして時代では変わらない部分など、我々僧侶とは異なる視点から見たお葬儀についてご講義頂きました。

金刺社長は先進的な方であると同時に、地元に根ざした企業経営をされており、我々も参考にしなければならない点に多々気づかされました。

葬儀だけではなく、寺とは何なのか?
寺には何ができるのか?
常に自問自答して前向きに進んでいきたいと心底思わされた、大変有意義な時間でありました。

また、青年会和党会では年末に寺フェス的なものを企画しており、既にプロジェクトが始動しています。
また詳細が決まり次第こちらでも紹介してまいります。

災害対策について

http://www.jiji.com/sp/article?k=000000002.000023590&g=prt

日蓮宗では、万が一起きてしまった災害時の為に様々な取り組みをしております。
今回取り上げた記事は、災害時に使用する避難行動支援アプリに災害協力寺院が掲載されるという内容です。

東日本大震災をはじめとする大災害時には、多くの日蓮宗僧侶がボランティアなどで支援活動を行って来ました。

数年前に富士宮仏教会でも、富士宮市とボランティア受け入れの提携を結んでおります。

使う事が無いのが一番良いですが、万が一の時には是非活用して欲しいですね。
出先で災害に遭ってしまった時にも役立つはずです。
とりあえずアプリを入れておいてくださいね。

輪番奉仕について。

 

毎年この富士宮地区では、一月に輪番奉仕団を結成し、総本山身延山久遠寺へと初詣を兼ねてお参りを致しております。

輪番奉仕については別項にて詳しくご案内申し上げますが、この度の輪番では大泉寺住職である私が二十年ぶりに導師を勤めさせて頂きます。

私も今年で七十歳になりますので、おそらく今回が最後の輪番導師となります。

輪番は団体での参拝となりますので、普段個人でお参りしても入ることが出来ない場所までお参りすることが出来ると共に、伝統に則った厳かな儀式を体験することも出来ます。

普段ご参加頂けない皆様にも、ぜひ日蓮大聖人とのご縁を深めて頂くと共に、今年一年が皆様にとっても良き年となりますように一緒に御祈願致したいと思います。

どうぞご家族やご友人をお誘い合わせの上、ご参加下さい。

大泉寺住職 遠藤是秀

Q,で、輪番奉仕って何なの??

輪番奉仕とは、日蓮聖人が御入滅後その御廟所(墓所)を弟子や檀信徒達が順番にお護りし、代々お給仕をして参りました。

その伝統にならい、本来ならばお参りだけではなく、周辺の清掃作業等も行うことをいいます。

現在では守塔沙門であります法主猊下より、住職並びに檀信徒の皆様に、今日一日は法主猊下になりかわり日蓮聖人にご給仕を、とお役目を託されます。

その甲斐もあり、御廟所や参道は常に綺麗に保たれ、我々がお参りする一月は寒い時期ということもあり雑草も無く、ほとんどする作業はありませんが、あくまでもご先祖様のお墓参りと同じように、日蓮大聖人へのお給仕をするという気持ちを持ってお参りすることが大切です。

 

 

布教師会月例講話九月

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毎月行われている「布教師会月例講話」

大変好評で、毎月聴講者が増えています。

今回九月の回は私・副住職が担当させて頂きました。

嬉しいことにほぼ満席で、30名以上の方に聞いて頂くことが出来ました。

頂きましたお題は「敬神崇祖・お仏壇と神棚について」

意外と知られていないお仏壇や、日蓮宗の視点から見た神棚についての講話でしたが、

やはり日常生活における信仰の要、皆さん本当に真剣にお聴きになられていましたね。

話し終えた後に質疑応答もたくさん頂きました。

いずれ少しづつこのブログでも解説してゆきますので、お楽しみに。

 

お盆

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お盆も今日で終わりですね。
毎年沢山の方が酷暑の中お墓参りをされて感心いたします。
我々日本人にとってご先祖様というのは、やはり特別な存在なんですね。

しかし、最近「正しい供養」ができてない方も多くいらっしゃいます。
ご供養は自分流に「これでご先祖様も満足だろう」という考え方でやれば良いものではありません。
ほんの少し前までは、3世代同居が殆どで、自然と供養の仕方なども次世代に継承されていましたが、核家族化が進みお仏壇の無い子供世帯やお墓参りを一緒にしたこと無い故に、間違ったやり方が増えています。

若い世代には是非親御さんや、祖父母の世代がお元気なうちに教えてもらってください。
また、ご年配の皆さんも「子供に迷惑かかるから」などと仰らずに、ご先祖様の大切さを伝え、積極的にお墓参りやお寺へのご挨拶などを任せてしまいましょう!

任されるのは迷惑なんかじゃありませんよ!!
親孝行、先祖孝行するよい機会を与えてもらえるのですから。

また、最近はお墓にお供えするお花は、9割が造花になってきています。
後の処理を考えると致し方ないとは思いますが、ごく一部の方が持ち帰らずに人目につかない境内に捨てて帰ってしまいます。境内に捨てられてしまうと林の中などでも土には還らないのでいつまでも残ってしまいます。

花を手向けるのは亡きご先祖様達のご回向には欠かせないものです。
綺麗な花を添えたいという気持ちが一番大切なのですが、折角のその気持ちも、花(ゴミ)を持ち帰るのが面倒だと境内に捨てていってしまえば、ご先祖様に手向けた気持ちすら捨てていってしまう事になってしまいます。
ゴミ捨てまでがお墓参りなんです。

住宅事情で難しくなってきましたが、自宅でなくても、お墓でやる方も多いですから迎え火、送り火などはなるべくやるようにしましょうね。

お盆が過ぎてもお墓は綺麗に保ちましょう。
お寺の境内でもいろんな花も咲いていますので、お散歩がてらどうぞ。

今日の写真は以前のものとは違う品種の熱帯スイレンです。

7月18日富士山題目宝塔参拝!!

動画の編集に時間が掛かってしまい、更新が遅れてしまいました・・・

富士山に現存する大泉寺御題目宝塔に檀信徒の皆さんとお参りしてきました。

様子は動画をご覧下さい!!

 

さて現地は空気が薄くてお経をあげるのも息がもちません。

鳴り物の音も違って聞こえます。

2600mという高山帯は非日常的な場所だとつくづく思います。

かつてここに石塔を建てたり

それ以前はお堂も存在していましたが、

重機などが無い時代はさぞ苦労をしたことと思います。

それほど大変な思いをしても日蓮聖人や富士山への信仰があったからこそ成す事が出来たのでしょう。

富士山が世界遺産になって少し経ちますが、

富士山信仰あっての文化遺産です。

現存する唯一の仏教史跡は今後何百年も大切にしてゆかねばなりません。

 

新五合目からゆっくり歩いて約一時間で行くことが出来ますので、

ぜひ登山の折にはお線香を持ってご参拝下さい。

第3回布教師会月例講話

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昨日、第3回布教師会月例講話が富士市日蓮宗宗務所にて行われました。

今回は藤枝市大慶寺副住職「大場唯央上人」による「法華経のはなし」でした。

キレがあり、飽きさせないお話しで、法華経や他宗教との違いなどについて熱心にお話いただきました。
若いお上人ですが、勉強熱心で社会活動も精力的に行っている方です。

聴聞している皆様も、興味深く熱心にお話へと耳を傾けていました。

特にお経の始まりには「如是我聞」という一文が多用されますが、これは経典の成立時にお釈迦様の弟子たちが「私はお釈迦様からこのように聞きました」という意味で、他の宗教とは最も異なる部分です。
お釈迦様が人の悩みを解決するとき、その悩む個人に合わせたアドバイスをしました。
例えるならお医者さんが患者の症状に合わせて薬を処方する様にしていたものを、後の時代に仏典を結集して現在の経典になりました。

現代においても同じ様に、基本は経典に書いてありますが、そこを私たちが人生で行き詰まったときに経典から何を学ぶか?という事が大事になります。
その答えもまた個々・個人によって異なってきます。

まだまだ書き足りない位ですが、月例講話なかなか評判も良く、会場も聴聞者でいっぱいになってきています。
もっともっと仏教、日蓮宗、僧侶について知りたい方、毎月テーマや講師は変わりますが興味深い話が聞くことができますよ!

次回は来月25日です。
お楽しみに。

初めてのラジオ出演

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人生で初めてラジオの収録を経験しました。
富士・富士宮のコミュニティFMラジオ局、Radio-f の番組「らじおのおてら」に出演させて頂きました。
http://radio-f.jp/03program/gassyo.html

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この番組は、富士山西麓の日蓮宗寺院が出資して仏様の教えを解りやすく伝えるバラエティトーク番組です。

仏教…と聞くと敷居が高く構えてしまいがちですが、誰でも日常で体験できる仏教体験についてお話しさせて頂きました。

ナビゲーターの佐野さんはやはりプロですねぇ。
わずかな時間でしたが一緒に打ち合わせや雑談をする中で、私の個性を引っ張り出してくれます。
更にずっと聞いていたくなる声で絶妙なタイミングで相づちを入れてくれるので、初めてのラジオ収録も緊張感少なく終えることができました。

テレビの取材は三つ子の出産で一度経験がありますが、僧侶としてのメディア出演は初めてなので良い経験でした。

私の出演回のOnAirは
6月15日水曜日14:20〜です。
地元の方は周波数84.4ですよ!!
σ’ω’)σ check it out‼︎