昨日、第3回布教師会月例講話が富士市日蓮宗宗務所にて行われました。
今回は藤枝市大慶寺副住職「大場唯央上人」による「法華経のはなし」でした。
キレがあり、飽きさせないお話しで、法華経や他宗教との違いなどについて熱心にお話いただきました。
若いお上人ですが、勉強熱心で社会活動も精力的に行っている方です。
聴聞している皆様も、興味深く熱心にお話へと耳を傾けていました。
特にお経の始まりには「如是我聞」という一文が多用されますが、これは経典の成立時にお釈迦様の弟子たちが「私はお釈迦様からこのように聞きました」という意味で、他の宗教とは最も異なる部分です。
お釈迦様が人の悩みを解決するとき、その悩む個人に合わせたアドバイスをしました。
例えるならお医者さんが患者の症状に合わせて薬を処方する様にしていたものを、後の時代に仏典を結集して現在の経典になりました。
現代においても同じ様に、基本は経典に書いてありますが、そこを私たちが人生で行き詰まったときに経典から何を学ぶか?という事が大事になります。
その答えもまた個々・個人によって異なってきます。
まだまだ書き足りない位ですが、月例講話なかなか評判も良く、会場も聴聞者でいっぱいになってきています。
もっともっと仏教、日蓮宗、僧侶について知りたい方、毎月テーマや講師は変わりますが興味深い話が聞くことができますよ!
次回は来月25日です。
お楽しみに。