昨年に引き続き出店して下さる
「aoiro cafe」さんです。
去年も大人気で、私が手の空いたときには既に売り切れていました(T_T)
家族に聞きましたら
「とてもおいしかった!!」
と太鼓判でした。
今年も「ワッフル」「コーヒー」「焼き菓子」などを販売して下さいます。
最近近場のイベントでもよくお見かけしますが
本当にオススメの一軒です。
お楽しみに!!
TEL.0544-26-3278
〒418-0039 静岡県富士宮市野中685
法要について
15:00~本堂において、宗祖第七百三十五遠忌御会式法要を執り行います。
お会式は「おえしき」と読みます。
この法要は簡単に言ってしまえば、日蓮聖人の法事です。
10月13日の日蓮聖人のご命日を中心に
お寺ごと日をずらして行われます。
「報恩会」「御影講」という別名もあり
庶民に慕われた日蓮聖人への報恩感謝のご回向をし、
その後遺徳を偲ぶ法要でもあります。
「報恩」とは文字通り恩に報いると言う意味ですが、
「去年のお会式から一年間、日蓮聖人に見守って頂いたお陰で、多くのご縁を頂き無事に過ごすことが出来ました。」
という気持ちを込めてお参り致します。
どうぞ一年に一度の折、報恩感謝のお参りを心がけてみて下さい。
早くも10月に入り、16日のお会式まであとわずかとなりました。
本年度より実行委員会形式となり、各部署の方々が頑張って下さっています。
落語の原型ともいわれ、
高座と呼ばれる専用台に乗りお説教をするのですが
一般的な説教台で行うお説教よりも
理屈よりも体験談などを交えた、
実生活に寄り添ったお話をされることが多いです。
なので仏教の知識の無い方でも聞きやすいのが特徴です。
また、高座説教では
も行われます。
祖伝は日蓮聖人の御一代記ともいわれ、
特に四大法難、龍口法難を題材にした繰り弁が多く用いられます。
これも同じ演目でも説教師によって非常に個性が出るものです。
さらには説教師によって得意な演目も違ったりします。
ベテラン聴聞者の中にはその違いを楽しむ方もいるくらいです。
ある意味、
お説教というジャンルの中で最もLive感の強いものです。
さて今年の御説教師さんは
お寺の僧侶の仕事をしながら、
ご自身で畑を持ち、仏教と農作業を通じたお話や
大変人当たりの良い方なので、
多くの方とお話をする中で得られた人生訓と仏教を交えたお話を得意とされています。
ユーモアも豊富で四五分の時間が短く感じられることと思います。
お盆も今日で終わりですね。
毎年沢山の方が酷暑の中お墓参りをされて感心いたします。
我々日本人にとってご先祖様というのは、やはり特別な存在なんですね。
しかし、最近「正しい供養」ができてない方も多くいらっしゃいます。
ご供養は自分流に「これでご先祖様も満足だろう」という考え方でやれば良いものではありません。
ほんの少し前までは、3世代同居が殆どで、自然と供養の仕方なども次世代に継承されていましたが、核家族化が進みお仏壇の無い子供世帯やお墓参りを一緒にしたこと無い故に、間違ったやり方が増えています。
若い世代には是非親御さんや、祖父母の世代がお元気なうちに教えてもらってください。
また、ご年配の皆さんも「子供に迷惑かかるから」などと仰らずに、ご先祖様の大切さを伝え、積極的にお墓参りやお寺へのご挨拶などを任せてしまいましょう!
任されるのは迷惑なんかじゃありませんよ!!
親孝行、先祖孝行するよい機会を与えてもらえるのですから。
また、最近はお墓にお供えするお花は、9割が造花になってきています。
後の処理を考えると致し方ないとは思いますが、ごく一部の方が持ち帰らずに人目につかない境内に捨てて帰ってしまいます。境内に捨てられてしまうと林の中などでも土には還らないのでいつまでも残ってしまいます。
花を手向けるのは亡きご先祖様達のご回向には欠かせないものです。
綺麗な花を添えたいという気持ちが一番大切なのですが、折角のその気持ちも、花(ゴミ)を持ち帰るのが面倒だと境内に捨てていってしまえば、ご先祖様に手向けた気持ちすら捨てていってしまう事になってしまいます。
ゴミ捨てまでがお墓参りなんです。
住宅事情で難しくなってきましたが、自宅でなくても、お墓でやる方も多いですから迎え火、送り火などはなるべくやるようにしましょうね。
お盆が過ぎてもお墓は綺麗に保ちましょう。
お寺の境内でもいろんな花も咲いていますので、お散歩がてらどうぞ。
今日の写真は以前のものとは違う品種の熱帯スイレンです。
このブログでも何度かお伝えしてきましたが、本日無事に立教開宗会・信行会が執り行なわれました。
150名もの市内寺院の檀信徒が当山へ集まり、一緒に読経・日蓮大聖人への奉賛を出来たことに感謝いたします。
普段大泉寺を目にすることが中々ない、檀家外の方々も境内や伽藍を見て喜んで下さいました。
大泉寺のお檀家さんも、総代・世話人・お題目講・万灯講白蓮會と、多くの方々にご参加いただき、唱題太鼓を皆さんの前で叩いたり、万灯講披露など活躍することができました❗️
写真は出バチと言い、通常は自席にて行う所作ですが、大きな本堂で行う大法要では自席より本堂中央へと移動し、鐃ハチの所作を行います。
法要の様子です。
これだけ広い堂内では、式衆(法要出座の僧侶)の動きなどもよく見えて、飽きずに法要へとご参加いただけたことと思います。
法要後
総本山身延山久遠寺 法務部長
身延町 雲澤寺御山主 吉村明悦上人による「心安らぐお題目」を演題に御法話頂きました。
みなさん熱心に耳を傾けられ、頷きながら聞法の修行(法話を聞くこと。立派な修行の一つ)に励んでおられました。
その後は富士山天拝祖師特別開帳の後、外では白蓮會による万灯講披露を行いました❗️❗️
今白蓮會では、市内各寺院の中で少人数でも万灯講を結成して頂き、一緒に活動する事でより良いお会式、身延や池上への遠征ができたらと考えています。
詳しくは白蓮會Facebookページ
https://www.facebook.com/dsj.mandoko/
をご覧ください。
さすがに会場寺院ともなると、バダバタ走り回り、気が気ではありませんが、無事終えることができてホッとしています。
ご参加下さいました皆様も、本当にお疲れ様でした。
タイトルの「修礼」は「しゅらい」と読みます。
明日行われる立教開宗会の法要のリハーサルを行いました。
お堂の広さ、法要の内容によって式衆(しきしゅう・法要に出座する僧侶)や知堂(法要中の裏方スタッフ)の動きが大きく変わるため、法要前には必ずこの様な修礼を行ないます。
修礼は厳しく、自身はちゃんとやっているつもりでも居合わせている先輩方から一挙手一投足を細かに指摘されます。
また各部署の打ち合わせなども含め、綿密に段取りが行われます。
我々僧侶でも、ここまで大きな法要は年にそう何度もありません。
一般の皆様ともなると、法事や葬儀以外では中々見られないとも思います。
この機会に法要儀式をご覧になるのも良い経験になると思いますし、正しい儀式を見て頂くことで、間違いのない信仰心も培われてゆく筈です。
毎年富士宮市内の寺院では4月に信行会を執り行っております。
信行会は建長5(1253)年4月28日、日蓮大聖人が初めてお題目をお唱えし、
新たな宗門を開宗した聖日に行う法要で日蓮宗にとってはとても大切な日です。
市内のお寺が持ち回りで会場となり、
毎年多くの参拝者が参加する大きな行事です。
普段なかなか菩提寺以外のお寺をお参りする機会も少ないと思いますし、
お葬儀などでは目にすることのない華やかな法要となりますので見物がてら気軽にご参加頂けたらと思います。
さて・・・
その立教開宗のとき日蓮聖人は、
現在の千葉県鴨川市にある清澄寺旭森にて朝日に向かいお題目をお唱えしたと伝えられていますが、
私自身(副住職)が32歳の時に何をしていたのか思い返してみますと、
長女が生まれ子育てが始まり、生活が一変した記憶があります。
当時はその程度でも大変だと感じていましたが、
三つ子が生まれた後は子育てに追われる日々を迎えました。
かなり大変な思いもしましたがやはり我が子、みんなかわいいと思いますし立派に育ってほしいと願っています。
日蓮宗で拝読するお経は「法華経」ですが
その中に「譬喩品」と呼ばれるお経があり、このように説かれています。
この世は様々な苦しみに満ちた世界であるが、そこに生きるすべての存在はすべて我が子同然に大切な存在であり、
その苦しみから抜け出す方法を教えて救い出さなければならない。
という、仏様の慈悲の深さを説いたものですが、日蓮聖人は
「釈尊は我等が父母なり、一代の聖教は父母の子を教えたる教経なるべし」(法門可被申様之事)
とお釈迦様や法華経という教えの大切さ、
そしてその教えに従って生きてゆけば、世の中の間違った考え方に惑わされずに正しく生きてゆくことができますよ。
とお示しになられています。
この正しい教えを世の中に広めるために「立教開宗」をされました。
信行会当日は法要の後も、身延山法務部長「吉村明悦上人」によります『心安らぐお題目』というご法話もございます。
さらには普段お会式のみご開帳しております「富士山願満天拝祖師」のご開帳も企画しておりますので、どうぞお寺まで足をお運びください。