災害対策について

http://www.jiji.com/sp/article?k=000000002.000023590&g=prt

日蓮宗では、万が一起きてしまった災害時の為に様々な取り組みをしております。
今回取り上げた記事は、災害時に使用する避難行動支援アプリに災害協力寺院が掲載されるという内容です。

東日本大震災をはじめとする大災害時には、多くの日蓮宗僧侶がボランティアなどで支援活動を行って来ました。

数年前に富士宮仏教会でも、富士宮市とボランティア受け入れの提携を結んでおります。

使う事が無いのが一番良いですが、万が一の時には是非活用して欲しいですね。
出先で災害に遭ってしまった時にも役立つはずです。
とりあえずアプリを入れておいてくださいね。

輪番奉仕について。

 

毎年この富士宮地区では、一月に輪番奉仕団を結成し、総本山身延山久遠寺へと初詣を兼ねてお参りを致しております。

輪番奉仕については別項にて詳しくご案内申し上げますが、この度の輪番では大泉寺住職である私が二十年ぶりに導師を勤めさせて頂きます。

私も今年で七十歳になりますので、おそらく今回が最後の輪番導師となります。

輪番は団体での参拝となりますので、普段個人でお参りしても入ることが出来ない場所までお参りすることが出来ると共に、伝統に則った厳かな儀式を体験することも出来ます。

普段ご参加頂けない皆様にも、ぜひ日蓮大聖人とのご縁を深めて頂くと共に、今年一年が皆様にとっても良き年となりますように一緒に御祈願致したいと思います。

どうぞご家族やご友人をお誘い合わせの上、ご参加下さい。

大泉寺住職 遠藤是秀

Q,で、輪番奉仕って何なの??

輪番奉仕とは、日蓮聖人が御入滅後その御廟所(墓所)を弟子や檀信徒達が順番にお護りし、代々お給仕をして参りました。

その伝統にならい、本来ならばお参りだけではなく、周辺の清掃作業等も行うことをいいます。

現在では守塔沙門であります法主猊下より、住職並びに檀信徒の皆様に、今日一日は法主猊下になりかわり日蓮聖人にご給仕を、とお役目を託されます。

その甲斐もあり、御廟所や参道は常に綺麗に保たれ、我々がお参りする一月は寒い時期ということもあり雑草も無く、ほとんどする作業はありませんが、あくまでもご先祖様のお墓参りと同じように、日蓮大聖人へのお給仕をするという気持ちを持ってお参りすることが大切です。

 

 

布教師会月例講話九月

c00031

c00032

c00041

毎月行われている「布教師会月例講話」

大変好評で、毎月聴講者が増えています。

今回九月の回は私・副住職が担当させて頂きました。

嬉しいことにほぼ満席で、30名以上の方に聞いて頂くことが出来ました。

頂きましたお題は「敬神崇祖・お仏壇と神棚について」

意外と知られていないお仏壇や、日蓮宗の視点から見た神棚についての講話でしたが、

やはり日常生活における信仰の要、皆さん本当に真剣にお聴きになられていましたね。

話し終えた後に質疑応答もたくさん頂きました。

いずれ少しづつこのブログでも解説してゆきますので、お楽しみに。

 

お盆

20160816-100534.jpg

お盆も今日で終わりですね。
毎年沢山の方が酷暑の中お墓参りをされて感心いたします。
我々日本人にとってご先祖様というのは、やはり特別な存在なんですね。

しかし、最近「正しい供養」ができてない方も多くいらっしゃいます。
ご供養は自分流に「これでご先祖様も満足だろう」という考え方でやれば良いものではありません。
ほんの少し前までは、3世代同居が殆どで、自然と供養の仕方なども次世代に継承されていましたが、核家族化が進みお仏壇の無い子供世帯やお墓参りを一緒にしたこと無い故に、間違ったやり方が増えています。

若い世代には是非親御さんや、祖父母の世代がお元気なうちに教えてもらってください。
また、ご年配の皆さんも「子供に迷惑かかるから」などと仰らずに、ご先祖様の大切さを伝え、積極的にお墓参りやお寺へのご挨拶などを任せてしまいましょう!

任されるのは迷惑なんかじゃありませんよ!!
親孝行、先祖孝行するよい機会を与えてもらえるのですから。

また、最近はお墓にお供えするお花は、9割が造花になってきています。
後の処理を考えると致し方ないとは思いますが、ごく一部の方が持ち帰らずに人目につかない境内に捨てて帰ってしまいます。境内に捨てられてしまうと林の中などでも土には還らないのでいつまでも残ってしまいます。

花を手向けるのは亡きご先祖様達のご回向には欠かせないものです。
綺麗な花を添えたいという気持ちが一番大切なのですが、折角のその気持ちも、花(ゴミ)を持ち帰るのが面倒だと境内に捨てていってしまえば、ご先祖様に手向けた気持ちすら捨てていってしまう事になってしまいます。
ゴミ捨てまでがお墓参りなんです。

住宅事情で難しくなってきましたが、自宅でなくても、お墓でやる方も多いですから迎え火、送り火などはなるべくやるようにしましょうね。

お盆が過ぎてもお墓は綺麗に保ちましょう。
お寺の境内でもいろんな花も咲いていますので、お散歩がてらどうぞ。

今日の写真は以前のものとは違う品種の熱帯スイレンです。

7月18日富士山題目宝塔参拝!!

動画の編集に時間が掛かってしまい、更新が遅れてしまいました・・・

富士山に現存する大泉寺御題目宝塔に檀信徒の皆さんとお参りしてきました。

様子は動画をご覧下さい!!

 

さて現地は空気が薄くてお経をあげるのも息がもちません。

鳴り物の音も違って聞こえます。

2600mという高山帯は非日常的な場所だとつくづく思います。

かつてここに石塔を建てたり

それ以前はお堂も存在していましたが、

重機などが無い時代はさぞ苦労をしたことと思います。

それほど大変な思いをしても日蓮聖人や富士山への信仰があったからこそ成す事が出来たのでしょう。

富士山が世界遺産になって少し経ちますが、

富士山信仰あっての文化遺産です。

現存する唯一の仏教史跡は今後何百年も大切にしてゆかねばなりません。

 

新五合目からゆっくり歩いて約一時間で行くことが出来ますので、

ぜひ登山の折にはお線香を持ってご参拝下さい。

第3回布教師会月例講話

20160707-150027.jpg

20160707-150044.jpg
昨日、第3回布教師会月例講話が富士市日蓮宗宗務所にて行われました。

今回は藤枝市大慶寺副住職「大場唯央上人」による「法華経のはなし」でした。

キレがあり、飽きさせないお話しで、法華経や他宗教との違いなどについて熱心にお話いただきました。
若いお上人ですが、勉強熱心で社会活動も精力的に行っている方です。

聴聞している皆様も、興味深く熱心にお話へと耳を傾けていました。

特にお経の始まりには「如是我聞」という一文が多用されますが、これは経典の成立時にお釈迦様の弟子たちが「私はお釈迦様からこのように聞きました」という意味で、他の宗教とは最も異なる部分です。
お釈迦様が人の悩みを解決するとき、その悩む個人に合わせたアドバイスをしました。
例えるならお医者さんが患者の症状に合わせて薬を処方する様にしていたものを、後の時代に仏典を結集して現在の経典になりました。

現代においても同じ様に、基本は経典に書いてありますが、そこを私たちが人生で行き詰まったときに経典から何を学ぶか?という事が大事になります。
その答えもまた個々・個人によって異なってきます。

まだまだ書き足りない位ですが、月例講話なかなか評判も良く、会場も聴聞者でいっぱいになってきています。
もっともっと仏教、日蓮宗、僧侶について知りたい方、毎月テーマや講師は変わりますが興味深い話が聞くことができますよ!

次回は来月25日です。
お楽しみに。

初めてのラジオ出演

20160530-202952.jpg

人生で初めてラジオの収録を経験しました。
富士・富士宮のコミュニティFMラジオ局、Radio-f の番組「らじおのおてら」に出演させて頂きました。
http://radio-f.jp/03program/gassyo.html

20160530-203016.jpg

この番組は、富士山西麓の日蓮宗寺院が出資して仏様の教えを解りやすく伝えるバラエティトーク番組です。

仏教…と聞くと敷居が高く構えてしまいがちですが、誰でも日常で体験できる仏教体験についてお話しさせて頂きました。

ナビゲーターの佐野さんはやはりプロですねぇ。
わずかな時間でしたが一緒に打ち合わせや雑談をする中で、私の個性を引っ張り出してくれます。
更にずっと聞いていたくなる声で絶妙なタイミングで相づちを入れてくれるので、初めてのラジオ収録も緊張感少なく終えることができました。

テレビの取材は三つ子の出産で一度経験がありますが、僧侶としてのメディア出演は初めてなので良い経験でした。

私の出演回のOnAirは
6月15日水曜日14:20〜です。
地元の方は周波数84.4ですよ!!
σ’ω’)σ check it out‼︎

熊本地震支援募金活動

20160513-220729.jpg日蓮宗青年会和党会として富士駅で募金活動を行いました。
前回募金活動を行ったときよりも、多くの方に募金のご協力頂きました。

わざわざ我々の声が聞こえただけで、見えないような所から募金しに来て下さった方、

待ち合わせ中に私たちの事を電話で話して二人で募金してくれた方、

他にも多くの皆さんの善意をお預かりいたしました。

被災地で困っている方に必ず届けます!!

ご協力下さった皆さんありがとうございました。

善学会総会・講義

20160427-170624.jpg

昨日になりますが、法縁有志による任意団体・善学会総会でした。

議事の後は、講師に富士市で老人介護施設や立石薬局の経営者・立石美井さんを講師にお迎えし、「老人介護の現状」という演題で講義をして頂きました。

介護現場の問題点や今後の課題など、日本社会が今後もっと真剣に向き合わざるをえない問題点など、聞き応えのある講義でした。

副住職は今37歳ですが、他人事ではなく、私自身の祖父母も最期は介護が必要でした。
既に親世代の介護をしている友人もおります。
介護や認知症の話は、正直目を逸らしたい問題ではありますが、きちんと向かい合って社会で支えてゆかねばなりません。

講義の中で印象的だったのは、「サービス付き高齢者向け住宅」の建設に際し、地域住民の理解が得られず当初予定地では建設できなかった話。
各地で保育園や介護施設、火葬施設の建設に際し地域住民の反対で建設の中止の話もよく聞きますが、人が生きていく上で必要とされるもの、いつか自分も世話になるものでも、自分の目の届く範囲にあって欲しくないというのは個人のエゴです。

「四苦八苦」という言葉は仏教由来のもので、人が生きていく中で避けて通れない根源的な苦しみの事を言います。
『四苦』…生老病死の四つは生命そのまのの苦しみ。

『八苦』…
怨憎会苦…会いたくない人に会わなければいけない。
五蘊盛苦…世の中や人生が自分の思い通りにならない。
求不得苦…欲しいものが手に入らない。
愛別離苦…愛する人と別れなければならない。
これは社会の中で人と関わる上で生じる苦しみです。

今回の講義を聞きながら、この四苦八苦が頭に浮かびました。
もしかしたら建設反対派の方々は感じなくてもよい苦しみに喘いでいるのかもしれません。
反対派の意見も当人達にとっては切実かもしれませんが、聞いてみると「道が狭いから介護車両が入ると困る」など、お互い融通したり気にしなければ済む様な事ばかりのような気もします。

また介護する側のご家族や、介護される側の方々のフォローについて寺院でできる事のご提案を頂きました。
参考になります。

20160427-172129.jpg

最後に自分が介護される側になるべくならなくて済む様に、頭と身体を動かす簡単なトレーニングを楽しく教えて頂きました。