本年も予定通り行います。
交通事情や天候不順、体調不良など予期せぬ事情により予告なく変更する場合がございます。
その場合は当サイトやSNSなどで告知いたしますのでチェックをお願いいたします。
TEL.0544-26-3278
〒418-0039 静岡県富士宮市野中685
本日、中庭の杉苔(すぎごけ)の一部が傷んでしまっていたため、住職自ら張り替え作業を行いました。
風雨や日照、季節の移ろいの中で自然に傷んでしまった箇所。美しい景観を保つためには、やはり手をかけてやる必要があります。
まずは、苔を張る下地となる土を丁寧にほぐし、柔らかく整地します。これは苔がしっかりと根を張るための大切な準備工程です。その上に新しい杉苔のマットを丁寧に敷き、水をたっぷりと与えた後、苔と土とをしっかりと馴染ませるように木槌で軽く叩いて固定していきます。
この作業、一見簡単そうに見えますが、実際にはなかなかの重労働。
今日は暑くなる予報だったので、早朝6時前に作業したのですが、かなり広い範囲にわたっての張り替えだったため、住職の額にはしばしば汗がにじんでおりました。
苔は一度整えると、四季折々の光や雨に照らされて、また静かな美しさを取り戻します。ご参拝の折には、ぜひ中庭の苔にも目を向けてみてください。ひとつひとつの緑が、手をかけた証として静かに息づいております。
巳年(へびどし)は、新しい挑戦や変化、成長、変革を象徴する年とされています。
写真の巳は、毎年毎年焼物の干支を奉納下さるお檀家さんの作品です。
可愛らしくも躍動感のある巳ですよね。
今年で5年目になりますが、年々難易度の高い素晴らしい作品になっています。
コツコツと良い作品作りのために日々努力されている成果だと思います。
今年、令和7年は乙巳(きのとみ)は
努力が実る年であるといわれています。
結果というのはすぐに出るものばかりではありません。
時には辛抱が必要な事も多いと思いますが、焦らず一歩づつ前に進めば確実に目標に近づくことができます。
歩む速度は人それぞれです。
迷わず自分のペースで前に進みましょう。
「道の遠きに志のあらわるるにや」(乙御前母御書)
このお言葉は
日蓮聖人の流刑地、佐渡に2人の女性信徒が遠く鎌倉から旅をして来たときに、その志を讃えて遺されたお言葉です。
当時は治安も悪くまさに命懸けの大変危険な道のりでした。
困難な道にこそ志が大切です。
「できるか、できないか」
ではなく
「やるか、やらないか」
更には
「どうやるか?」
と目標に向け前向きな姿勢を保つ事が大切です。
一年の計は元旦にあり
今年一年の目標を見定め前に進んで参りましょう。
本年もどうぞよろしくお願いします。
妙覚山大泉寺
住職 遠藤是真
本日 23:45〜読経開始
於 鐘楼
甘酒、柚子茶などの振る舞いがあります。
令和6年の締めくくりと、
令和7年の新たな門出です。
深夜は非常に寒いのでしっかり防寒してお越しください。
今年も色々な出来事がありましたが、来年は皆様にとって良い年でありますようご祈願申し上げます。
新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します
皆様のおかげで令和六年を無事に迎える事が出来ました。
日々充実しているからなのか、歳のせいなのか一年が過ぎ去るのが本当にあっという間です。
昨年も色々ありましたが、この一年が良い年となるように願を掛けて行動を始めるのがお正月です。
「一年の計は元旦にあり」
と申しますが、何かを始めるのに早すぎるということはありません。
特に辰年は新しいことを始めるのに好い年だと言われています。
今までやってみたかったことなど、このお正月に計画してみてはいかがでしょうか。
また、昨日の大晦日、除夜の鐘には多くの方がご参加下さいました。
例年より暖かかったとはいえ、12月の寒さの中ご参詣ご苦労様でした。
除夜の鐘は年によって参加者数が大きく変動がありますが、
今年は程良い人数で、若い方も多く元気をもらい幸先の良いスタートが出来ました。
皆様にとっても本年がよい年となりますようご祈願申し上げます。
合掌
富士・富士宮のお檀家様には郵送にてご案内しましたとおり
4年ぶりに棚経を再開致します。
コロナ禍では、僧侶・檀家さんが直接的、間接的に触れあう機会を減らさざるを得ず
新盆のお宅などにかぎって回っておりましたが、
ようやく再開の目処が立ちました。
例年と少し日程が変わっており、
基本的に8月1日~3日で伺う予定です。
ただ、悪天候や交通事情などによりスケジュール通りに出来なくなる可能性もあり、
たとえば住職がコロナ罹患するなど、場合によっては中止せざるを得ない場合もございます。
その場合は公式LINE・twitter・ブログなどで告知致します。
また上記の日程以外では僧侶人員の確保が難しく、
更に1日で僧侶一人あたり60~70件も回る必要がある為、
日程や時間指定ののリクエストなどは受付できませんのでご容赦下さいませ。
日蓮宗の総本山身延山久遠寺では
令和五年で開闢750年をお迎え致します。
宗祖である日蓮聖人は750年前、
鎌倉をお出になられて身延山へと御入山されました。
1274年・・・鎌倉時代のことです。
便利な現代と異なり、交通機関など在りませんでしたので
数カ所で宿泊しながら旅をされました。
その道中の様子を日蓮聖人は「富木殿御書」に記されております。
十三日たけのした
十四日くるまがへし
十五日ををみや
十六日なんぶ
十七日このところ
いまださだまらずといえども、
たいしはこの山中心中に叶て候
とございます。
当山大泉寺は日蓮聖人がこのとき弟子の六老僧白蓮阿闍梨日興上人の叔父
由比五郎宅に御一泊されたご縁で開創されました。
当山はじめ、五カ所の宿泊地にて本年一月より
日蓮宗総本山身延山久遠寺によって
「足跡の霊地顕彰法要」
が行われております。
大泉寺では4月16日(日)13:00~
顕彰法要を厳修いたします。
また同時に大泉寺の開山750年の慶讃法要も併せておこないます。
また法要後には
今年真打ちへと昇進する
一龍斎貞鏡師による
講談「日蓮大聖人御一代記」の披露がございます。
※参加は無料でできます。
住職である私自身も750年という歴史の重みは中々実感は出来ませんが、
私で40代目になりますので、39名の住職達と檀信徒の皆様の想いが詰まったお寺でございます。
50年に一度の大きな節目を当代としてお迎えできるのは大変有り難く思います。
大変貴重な機会ですので、檀信徒の皆様だけではなく
ご希望される方にはなるべくご参加して頂ければ嬉しく思います。
ぜひお越し下さいませ。
【除夜の鐘のご案内】
大晦日の除夜の鐘について
鐘撞きは予定通り開催致します
コロナ感染予防のため飲食物の提供は休止致します
11:45〜 除夜の鐘開始
12:00〜 新年祝祷会@本堂
令和4年は混乱の一年でした。除夜の鐘は邪気を払うともいわれます。新年が良い年となるよう共に祈願いたしましょう