大泉寺万灯講白蓮會は、
先日15日に地元の野中神社大祭へと参加致しました!!
この神社のお社には日蓮聖人像が奉安されておりますので纏の振込みの後、副住職の読経で初詣を行いました。
神社参拝の後は、大泉寺にて白蓮會新年バーベキューで楽しく仲間内の親交を深めました。
しかしこの日は寒かった:(;゙゚’ω゚’):
みんな熱燗で身体を温めながら美味しいお肉と、富士宮やきそばを堪能しました!!
今年も頑張るぞーー💪
TEL.0544-26-3278
〒418-0039 静岡県富士宮市野中685
この写真の旗は「輪番旗」といいます。
毎年その時々のお寺の檀信徒代表の方が持つものです。
身延山の祖廟輪番については、以前このブログでも紹介致しましたが、
宗門のシステムとしては、昭和三十三年に開始されました。
大泉寺では平成二十八年の輪番で祈念すべき「第五十回」を迎えました!!
輪番では写真にも写っているように、総本山久遠寺から祈念の小旗が頂けます。
確認しますと大泉寺では第一回目の輪番は、昭和三十七年となっております。
これほどたくさん付いている輪番旗はそうそうあるものではありません。
実際に持つと旗だけの状態よりかなり重いのですが、
その重みこそ、大泉寺の先々代住職の頃から住職をはじめとした、檀信徒の皆様による信仰の積み重ねそのものです。
この長年積み重ねてきた輪番旗を、更に貫禄のあるものにしてしてゆきたいですね。
それこそ重くて持てないほどに!!
年越しの除夜の鐘にも多くの方に御参拝頂きました。
ご年配から若い方まで幅広い年齢層の方がたくさん来て下さり、
本堂にも例年より人が多く、大変嬉しく思います。
とりあえず、試しにおこなってみた動画配信はうまく出来ていたでしょうか?
初めてなのと、人手不足ゆえに撮影からチェックまで副住職一人でおこなっていた為に
ライブでのチェックが出来なかったのですが、とりあえず撮影は出来ていたようです。
最後の最後でギリギリまで保ってくれましたが、
携帯電話が冷えすぎて電圧低下で電源が落ちていました。
事前におこなっていたリハーサルでは問題が無く高画質で撮影できていましたので、
どうも冷えすぎると電波の送受信も弱いような気がします。
Web担当の私の今後の課題としましょう。
今年は色々な行事で配信をしてゆくつもりですので、お楽しみに!!
今夜除夜の鐘に於いて、今までに無い試みとしてライブ配信を予定しております。
できる限り直接おいで頂きたいものではございますが、
物理的、身体的に難しい方もいらっしゃることと存じますのでご自宅にてお楽しみ頂けたら幸いでございます。
※マシントラブルなど諸事情により配信できない場合がございます。
除夜の鐘は年の変わるときに鐘をつき、一年間で溜まった悪いモノを落とし
清らかに新年を迎えるために鐘を撞きます。
大泉寺でも昔から伝統に則り毎年行っています。
今年は「鐘の音がうるさい」というクレームで取り止めにする寺院もあったそうです。
伝統文化に対してクレームをつけるなどというのは、
古来よりご先祖様達が行ってきた大切な行事を踏みにじる行為だと思いますし、
子供の声などに文句を言う人もいるようですが
世の中が窮屈になり、お互いに住みにくくなっているだけです。
さて、大泉寺では
熱心な方は1時間も前から列に並ぶ方もいらっしゃいます。
毎年相当な冷え込みですので、お越しになられる方は寒さ対策は万全にしてきて下さい。
除夜の鐘の後は、本堂内で新年祝祷会を行います。
新たな年を無事に迎えられたことを仏様に感謝をし、
新年が良き年となるように皆様と一緒に御祈願を致します。
鐘撞きの後は、どうぞ本堂内までお参り下さいませ。
毎年この富士宮地区では、一月に輪番奉仕団を結成し、総本山身延山久遠寺へと初詣を兼ねてお参りを致しております。
輪番奉仕については別項にて詳しくご案内申し上げますが、この度の輪番では大泉寺住職である私が二十年ぶりに導師を勤めさせて頂きます。
私も今年で七十歳になりますので、おそらく今回が最後の輪番導師となります。
輪番は団体での参拝となりますので、普段個人でお参りしても入ることが出来ない場所までお参りすることが出来ると共に、伝統に則った厳かな儀式を体験することも出来ます。
普段ご参加頂けない皆様にも、ぜひ日蓮大聖人とのご縁を深めて頂くと共に、今年一年が皆様にとっても良き年となりますように一緒に御祈願致したいと思います。
どうぞご家族やご友人をお誘い合わせの上、ご参加下さい。
大泉寺住職 遠藤是秀
輪番奉仕とは、日蓮聖人が御入滅後その御廟所(墓所)を弟子や檀信徒達が順番にお護りし、代々お給仕をして参りました。
その伝統にならい、本来ならばお参りだけではなく、周辺の清掃作業等も行うことをいいます。
現在では守塔沙門であります法主猊下より、住職並びに檀信徒の皆様に、今日一日は法主猊下になりかわり日蓮聖人にご給仕を、とお役目を託されます。
その甲斐もあり、御廟所や参道は常に綺麗に保たれ、我々がお参りする一月は寒い時期ということもあり雑草も無く、ほとんどする作業はありませんが、あくまでもご先祖様のお墓参りと同じように、日蓮大聖人へのお給仕をするという気持ちを持ってお参りすることが大切です。