この写真の旗は「輪番旗」といいます。
毎年その時々のお寺の檀信徒代表の方が持つものです。
身延山の祖廟輪番については、以前このブログでも紹介致しましたが、
宗門のシステムとしては、昭和三十三年に開始されました。
大泉寺では平成二十八年の輪番で祈念すべき「第五十回」を迎えました!!
輪番では写真にも写っているように、総本山久遠寺から祈念の小旗が頂けます。
確認しますと大泉寺では第一回目の輪番は、昭和三十七年となっております。
これほどたくさん付いている輪番旗はそうそうあるものではありません。
実際に持つと旗だけの状態よりかなり重いのですが、
その重みこそ、大泉寺の先々代住職の頃から住職をはじめとした、檀信徒の皆様による信仰の積み重ねそのものです。
この長年積み重ねてきた輪番旗を、更に貫禄のあるものにしてしてゆきたいですね。
それこそ重くて持てないほどに!!