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白蓮會とは
https://www.facebook.com/dsj.mandoko
質問がありましたのでこちらでご紹介させていただきます。
いずれ大泉寺公式サイトでもページを作る予定ですが、現状上記のfacebookページが白蓮會のサイトとなっています。
facebookアカウントが無くても閲覧は可能だと思います。
白蓮會は大泉寺万灯講「白蓮會」(びゃくれんかい)といいます。
日蓮宗では宗祖日蓮大聖人のご命日近辺に、御法事にあたる「お会式」(おえしき)という行事をどこの寺院でも行います。
その「お会式」の時に活動するための団体です。
地方にもよりますが、法要以外に盛大にお祭をする場合があり、
そのお祭りでは「万灯行列」と呼ばれる練り供養をします。
上の写真がその様子ですが、お囃子にのせて豪快な「纏」を振る見ごたえのあるものです。
副住職の私が学生時代、東京池上本門寺のお会式にて万灯行列を見たときに、日蓮宗にもこんな凄いお祭りがあるという事、
何より若い人たちがたくさん参加している事に感動をしました。
池上本門寺のお会式は江戸時代から大変有名な行事で、江戸三大祭の一つとして庶民に親しまれてきました。
現在でも10月12日の御逮夜には一晩で30~40万人もの参拝客がいるといわれており、
万灯行列も100団体もの参加があり、夕方から真夜中まで行列が絶えません。
言い方は良くないかもしれませんが、当山のお会式にはご高齢な方々しか訪れず、出席者の減少が長年の課題となっておりました。
5年ほど前に、この池上で見た万灯行列を富士宮でやりたいとずっと思っていたのが、
多くの協力者のもと何とか形になり大泉寺万灯講として活動を始めましたが、
大泉寺檀家以外の参加者等に門戸を広げ、お会式以外の行事でも必要以上に寺に縛られず活動をできるように
塩川勝利さんを講元とし、独立した組織「白蓮會」として昨年より活動を始めました。
まだ新しい会なので服装などは統一できておりませんが、今もっと良い会になるよう活動しています。
上は後期高齢者の方から、下は2歳児まで幅広い会員たちが楽しく参加しており、年々地元での知名度も上がってきました。
大泉寺のお会式以外でも、今までに
地元寺院のお会式、身延山久遠寺お会式、池上本門寺お会式、野中神社大祭、西山本門寺信長公黄葉祭、野中フェスタ、等々多くの行事で精力的に活動しています。
興味のある方は年齢・経歴・性別問わず、どなたでも参加可能ですので興味のある方は
副住職までお問い合わせください。
春季清掃日
今見ごろの花達です。
今境内では様々な花が咲いています。
仏さまの世界はたくさんの花に囲まれていると言われていますが、
霊山浄土の如く、通年景色を楽しめる場所でありたいと思っています。
特にクレマチス、オルラヤが見頃です。
新たに
この度google+ページを開設しました。
またtwitterも開設し、SNSを通じて当サイトからの情報発信を行ってゆきます。
お仏壇について
日常お寺で多く問い合わせを頂くのが、お仏壇に関する質問です。
やはり皆様もご自身のご先祖様を大切にされている証拠だと思います。
よく質問されるのが、正しいお仏壇のまつり方についてです。
お仏壇とは
私たちを守って下さってる仏さま、ご先祖さまをおまつりする家庭信行の大切なよりどころです。
本家、分家、長男、次男に関係なく、各家庭におまつりいたしましょう。
お仏壇は本来ご本尊(大曼荼羅)をおまつりするところであり、寺院の本堂と区別するため各家庭のお仏壇を「御内仏(おないぶつ)」とも言います。
つまりお仏壇はお寺の本堂を小さくした空間であり、ご本尊をまつる事が基本となります。
ですから先祖の位牌が無い家でもお仏壇を置いておまつりしましょう。
ですからお位牌を安置する場合には、ご本尊が主・お位牌が従となるので、ご本尊を中心の一番高い位置に安置し、お位牌は脇壇の下に安置します。
またご本尊と共に日蓮宗では日蓮聖人像を安置します。
古いお仏壇を処分するとき、新しく購入した時はそれぞれお仏壇や御本尊の「お精抜き(閉眼供養)」「お精入れ(開眼供養)」を行わなければなりません。
必ず菩提寺にご相談ください。
お仏壇はその時限り使うものではありません。
お仏壇を購入する際には、極力流行り廃りのないデザインを選びましょう。
その方が代々末永く使えますし、御本尊やご先祖様をおまつりするのに相応しいものを選んでください。
下記の図を一例としますが、お仏壇のサイズやレイアウトによって変わる場合があります。
ご本尊とは
日蓮宗では大曼荼羅がご本尊となります。
大曼荼羅は仏教の世界を文字で表現したものです。
このご本尊は必ず菩提寺(檀家となるお寺)から譲って頂いたものにしましょう。
ご本尊は信仰の中心となる最も大切なものです。
仏壇を買ったときに付属してくるものは、お経のあがっていないただの印刷物ですので、お仏壇に奉っても意味がありません。
必ずお寺に相談し、開眼供養の済んだご本尊をおまつりするようにしましょう。
大泉寺では本堂におまつりされている、開山白蓮阿闍梨日興上人の御曼荼羅の縮小したものをお檀家さんにお譲り致しております。
お仏壇を置く場所
新築の場合は、なるべく設計時にお仏壇を置く場所について考慮しておきましょう。
① 家族が集まる部屋
② 広く明るい部屋・ただし直射日光は避けましょう
③ 仏壇の上に階段や棚がない場所
④ 仏壇の背後は壁
日常の注意点
① お仏壇を購入するときは必ず菩提寺にご相談下さい。
② 仏壇のある部屋は日頃から整理整頓を心がけましょう。
③ 毎朝家族の食事の前に、ご飯とお茶をお供えし、線香をお供えしましょう。
④ 頂き物などは、家族で食べる前に必ずお仏壇にもお供えして下さい。
⑤ 季節ごとに必ずお仏壇の掃除をしましょう。
⑥ もしご家族に不幸があった場合、中には神棚と同じく扉を閉めて白紙を貼る人もいますが、その時も仏壇の扉は閉めてはいけません。上記の通り、お仏壇はお寺の本堂と同じものです。故人が迷わずに霊山浄土へと旅立てるように、道しるべとなるご本尊を隠さないように気をつけて下さい。