お会式(おえしき)法要情報

そもそもお会式とは日蓮大聖人のご命日に執り行われる法要のことです。

御影講や報恩会などとも呼ばれます。

これは日蓮大聖人が庶民から慕われていた証拠でもあり、

「日頃大した災難にも合わず、なんとか今日まで無事に生きてくることが出来ました。これも日蓮大聖人のお陰です。」

という気持ちを込めて、報恩(ほうおん)…つまり日蓮聖人への恩に報いる法要という別名も持つわけです。

特に、池上本門寺や身延山久遠寺ではご命日の前に「御逮夜」(おたいや)と呼ばれるとても賑やかな催しを行い、

ものすごい数の万灯行列が街を練り歩きます。

かつて江戸の人たちは

「一貫三百どうでもいい♪」テンテンテレツクテンツクツ

と掛け声とともに太鼓を叩いたそうです。

一貫三百とは当時の職人さんの日当にあたる金額で、

ただこの御会式の日だけは仕事を休んで稼ぎがなくても気にしないよ!!、

日頃お世話になっている日蓮聖人への恩返しの日だから。

と、この日を待ち遠しく一年を過ごしたそうです。

大泉寺でもお会式が、近所の方々にとってそのような行事になってもらえたら嬉しいですね。

 

さて、お会式に限らずお寺の行事は敷居が高いのか、皆さん中々本堂の中へは入ってもらえないのが少し寂しいです。

法要は僧侶たちによる大法要です。

また法要後には日蓮宗伝統の高座説教もございます。

更にこの日は年に一度、富士山願満天拝祖師の御開帳も行います。

この時本堂内で行われる行事に関しては

お檀家さんでなくても大丈夫、別に料金がかかるわけでもありません。

お気軽に本堂内へとお入り下さい。

 

また詳しくはこのブログで!!

お会式(おえしき)青空商店街情報①

イベント部での出店が色々と出そろってきました。

ポスターやチラシには書ききれなくてすみません。

https://www.facebook.com/events/948883218486397/

詳しくは上記acebookイベントページにて紹介しています。

これから少しずつこのブログでも紹介してゆきますので、

こまめにチェックしてみてください!!

茨城県常総市の様子

 

 

 

 

 

 

今後の支援活動のために視察してまいりました。

報道はだいぶ落ち着いてきてしまいましたが、現地はご覧の有様です。

市役所も被災しており、給水車や石灰運搬のためのフォークリフトが並び作業を続け、

役所でも罹災証明の発行などでバタバタしていました。

現状、支援者の受け入れなどもかなり現場は混乱しています。

下の写真は鬼怒川決壊地点ですが、かなり深刻な被害状況でした。

近隣の住民の方々はまだまだ浸水した住居の手入れや、ゴミ処理に追われています。

まだまだ長い時間支援が必要になります。

 

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剣道が寸断され、ここはまだ水が引いていません。

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かなり高い位置まで水が来ていたことがわかります。

 

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土砂が流れひどい有様でした。

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ゴミの処理の問題も長く時間がかかりそうです・・・

ビデオ撮影

今日も日蓮宗静岡県中部布教師会で行っている、講座説教の教則ビデオの撮影をしています。
場所は大渕の法蔵寺様です。

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ラジオ放送

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静岡県中部地区の日蓮宗寺院ではコミュニティラジオを使って仏教を伝える試みをしています。

地域が限定されてしまいますが、対象地域内の方はぜひ一度聴いてみてください。

ポスター&チラシのデザイン完成!

H27ポスター最終

毎年素材選びから、おおまかなデザインの概要

スケジュールなど全部決めてから業者と打ち合わせ

締切日から発注の期間が短く、

その間に文字や内容の校正やら内容変更

デザイナーは副住職の古い友人で、彼の仕事の都合もあり

打ち合わせは深夜になることも少なくありません。

とりあえずこれができた時には、お会式全体の内容がほぼ決定している状態になるので

少しホッとします。

後は決定した内容に向けて準備を進めてゆきます。

細かな内容はFacebookページのイベントページや

このブログで紹介してゆきます。

「白蓮會」より半纏についての寄稿

白蓮會の母体になった大泉寺万灯講発足から足掛け五年、

ついに「白蓮會」として一本立ちの半纏に袖を通す日がやってきました

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お富士講、たのもし講、万灯講など元来講と呼ばれるものには、

江戸時代のお伊勢詣り(お伊勢講)のような庶民の遊びの要素も多分に含まれおり、

またそれを下支えしてきた地場の旦那衆や出入りの職方、

町火消の流れをくむ鳶職などの文化も色濃く残っております。

今回白蓮會の半纏の図柄を考えるに当たっては、

そういった文化を踏まえながら会員皆で知恵を絞って考えました。

背中の代紋はあえて加護文字や枠取りを使わず、

遠目にもわかりやすい力文字で[白蓮會]と抜きました。

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腰柄は今後大泉寺さんの方で寺半纏を仕立て直す際に一本線を入れる予定があるとのことでしたので、

大泉寺さんとの関わり表す意味合いから子持ちの二本線としました

抱き(胸の部分)にある控紋は、鶴丸に大をあしらってます。

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これは以前大泉寺さんの半纏で代紋として使われていたものを今回仕立て直し、

大泉寺さんと共にお絵式用の代紋として使わせて頂く事となりました。

またお店出しの半纏を出して頂ける場合には、今の控紋の位置に家紋なり屋号なりを入れて頂けるような構図と致しました。

今回檀家出入り中より

石材の小野田様

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ホンダクリオ富士様

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からお店出しの半纏を出して頂く事となり、

貸出用の半纏として使わせて頂く事となりました。

会員一同より厚く御礼申し上げます。

そして今回半纏の誂えをお願いした池野染工場様には、

地元の方々のやられる事だから…と短い納期にも関わらず、

本当に良い仕事をして頂きました。

もし大泉寺や各地のお会式、地元の祭事やイベントでこの半纏を見かけましたら是非気軽にお声がけください。

「ホンダクリオ富士」様より白蓮會へと御寄付いただきました。

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貸出用半纏を「ホンダクリオ富士」様より白蓮會へと御奉納頂きました。

ありがたいことです。

今回胸に抱いてる控紋は、

池野染工場さんが苦労してデザインに協力して下さいました。

ホンダクリオ富士さんは自動車屋さんなので、

後ろのオリジナル紋は大八車の車輪をベースに車を表現して、

あくまでもベースをシンプルに、屋号を入れさせてもらいました。

毎年お会式の時にも、テントや設営備品なども快く貸し出してくださり、

本当に助かっております。

当山でもFITハイブリットの面倒を見て頂いておりますが、

親切、丁寧、迅速に対応して頂いております。

 

 

岳南朝日新聞に記事にして頂けました。

H27富士山宝塔岳南朝日新聞記事切り抜き

本日は岳南朝日新聞に大きく取り上げてくださいました。

何よりも、この記事に書かれている通り、富士山に遺された奇跡の仏教遺跡です。

そしてなお現在でも天下泰平国土安穏の為に、国内最高所のお題目宝塔として国を見守ってくださているのです。

これを生きた仏教施設として活用して、後世に伝えて行くのが我々の使命だと思っております。