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交通安全祈願
大泉寺は祈祷専門のお寺ではありませんので、それほど件数は多くはないのですが、ご祈願を受け付けております。
本堂正面に安置される「富士山天拝祖師像」は幕末の頃、黒船が来襲して来た折に孝明天皇が国の安穏を祈願する為に、富士山に奉られていた日蓮聖人像を京都御所まで遷座•祈願された祖師像です。
当山では祈願の折には、祈願申し上げ願主の誓願を富士山天拝祖師にお伝え致します。
今朝は納車後の交通安全祈願でした。
祈願主はこの車種に並々ならぬ思い入れがあり、日本中探した一台との事です。それなりに年式が進んだ車種ではありますが、隅々までキレイに仕上げられた素晴らしい一台です。
車高のリフト量、タイヤチョイス、塗装、USウインカーなどなど…
カッコいいですねぇ〜(写真は許可を得ています)
語り出すと止まらない住職の趣味ブログになってしまうので割愛致しますが、細かい所まで拘りが感じられますね。
願主の方は、末永く大切にしたいとの思いで祈願なさいました。
大事なのはその気持ちです。
特に道路の上には自分だけでなく、たくさんの車や人が通ります。近くを通るというわずかな縁ですが、自分の安全が周囲の安全にもつながるという事なのです。
祈願は願うだけではなく、願主が仏様に願う為に「〇〇を努力します」と誓うとともに、その努力を見守っていただくものなのです。
お別れの儀式であるお葬儀とは違い、祈願は例えば交通安全だったり安産祈願であったり、少しでも明るい未来を目指す為に行うものなので、私も明るく嬉しい気持ちになるので好きな法務のひとつです。
また10月17日に予定している当山御会式にて、各種御祈願を受け付けておりますので、お問い合わせ下さい。
お彼岸のお中日
今日はお彼岸のお中日、そして秋分の日です。
彼岸は六波羅蜜という六つの善行の功徳を積む期間であるとともに、先祖供養をする期間になります。
六波羅蜜とは
- 布施・持戒・忍辱・精進・禅定・般若
これは悟りの彼岸に至るための6つの修行、善行をいいます。
彼岸とは川の向こうの事をいい、こちら側を此岸もいいます。
お彼岸は春も秋も季節の変わり目であり、昼夜の時間も同じになり日本において仏教の中道思想と合わさり煩悩と悟り、俗世と来世が等しく交わる日と考えられてきました。
特に秋分、春分の日は昼夜が等しく、此岸と彼岸が通じる日とされ先祖の住まう彼岸へ我々の供養が届きやすいと捉えられ、ご先祖さまのお墓参りや供養をするのです。
また余談ですが、この秋分の日に先祖供養をすることは
「国民の祝日に関する法律」
によって秋分の日とは
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」
ためのものと定められています。
仏教徒に限らず、今日はご先祖さまを思いながら過ごしてみては如何でしょうか。
【檀信徒の皆様へ】お盆の棚経について
お盆棚経について
今年も一般の棚経を中止し、
新盆及び寺役員宅のみの棚経とさせて頂きます。
驚くほど早い梅雨入りですね
大泉寺のある東海地方も例年より20日早く梅雨入りしました。
統計以来2番目の早さとの事ですが、早く梅雨入りしても夏が来るのが早い訳ではないそうなので、長梅雨の可能性もあるそうです。
昨年の長雨も参りましたが、今年はどうなるでしょうか。
土曜日には大変良い天気の中、境内の清掃作業をすることができました。
コロナ禍以降、ある程度の人数が集まったのは初めてでとても嬉しい気持ちになりました。
例年だとみなさんが楽しみにしているのが、休憩の時に漬物をかじりながらお茶を飲んで談笑する事ですが、
今年はコロナ対策で水分補給だけと味気なくはありましたが、久々に顔を合わせる皆さんはとても楽しそうでした。
この様な植え込みの中も綺麗にして下さいました。
檀家のみなさまには、境内が綺麗に保たれているのは、多くの方の支えがある事をぜひ知っておいでください。
境内も綺麗になり、余った時間でアジサイの植栽もやっていただきました。
これから雨が続くので植え替えにはちょうど良いタイミングでしたね。
次回は7月24日(土)です。
初めての方も気兼ねなくご参加下さい。
今日は伊豆法難の御聖日です。動画アリ!!
こちらの動画は私が説者を務めさせて頂きました、
静岡県中部宗務所の
「伊豆法難法話」です。
伊豆法難は弘長元年(1261年)5月12日に起きた法難で、
大聖人の御生涯の中でも特に大きな法難「四大法難」の一つに数え上げられます。
詳細は動画で詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。
余談ですが、この動画は結構手間をかけて作りましたので御視聴いただけますと本当に有り難いです。
現地ロケは楽しくさせて頂きましたが、カメラに向かって話すのは不慣れだったのでかなり苦戦しました・・・
私が映るのは短時間ですが、それだけでも30テイクくらいは撮りなおしています。
言い間違えたり、視点や仕草が気になったり、余計な音が入ったり…
実際に聴衆の皆様の前で話すのと違い、
コンテンツとして提供し「残る」動画の場合、画面の向こうで見る方は細かい点がとても気になるものです。
自分でやってみて改めてTV関連の方やトップYouTuberの皆さんは凄いと思いました。
作るのは大変な一方、こういう動画による解説は短時間でわかりやすくできるので良いですね。