昨日2月15日はお釈迦様が涅槃(現世での肉体の消滅)をされた日です。
そして翌2月16日は日蓮聖人のお生まれになられた日で、大泉寺では毎年16日に有志の方々と法要を行います。
写真を撮り忘れてしまいましたが、釈尊涅槃図と宗祖御降誕会図の二つの掛け軸を飾ってお参りします。
釈尊涅槃図では、干支の十二支もちゃんと描かれており、弟子たちだけではなく、
天人や鬼まですべての生き物が悲しんだいる姿が描かれています。
現代でも一般の方の葬儀の際にも、四華花をもって葬列に望みますが、これもお釈迦様の涅槃と深く関係しています。
釈尊が涅槃に入られるときに、近くに生えていた四本の沙羅双樹の花が真っ白に立ち枯れをしてしまいました。
死者がお釈迦様と同じ涅槃の境地に至れるよう願いを込めてお墓にお供えを致します。