ブログ
ブログ一覧
赤沢宿 妙福寺 子安八幡大祭
昨日、大泉寺万灯講「白蓮會」は、
山梨県 早川町 赤沢宿 妙福寺 子安八幡大祭へと招いて頂きました。
赤沢宿は、身延山を越えてから七面山を登詣する方々の宿場町でした。
かつては40軒ほどの民家の内、9軒が宿を営むほどであったそうです。
現在でも営業しているのは、今回万灯行列の出発地点であった「江戸屋」さんのみです。
よく聞く話ですが、時代とともに道路が整備されたがために、古い宿場町や情緒のある町が忘れられていっています。
逆に良い方向に考えれば、昔の街がそのまま残っているのは素晴らしい事です。
わざわざ古民家を移築して住んでいる人もいる中で、街全体が古民家というのは未来へ残してほしいものです。
実際、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
その様な集落で、私の修行時代の同期が住職をしています。
なんとか町を盛り上げたい。
お寺の大祭に来る檀信徒の皆さんに喜んで貰いたいという、
妙福寺 井出住職に招かれて 子安八幡様の大祭に行ってまいりました❗️
妙福寺についてはお寺のサイトをご覧ください。
子安八幡様は、日蓮大聖人直弟子 大黒阿闍梨日朗上人の手彫りであると伝えられています。
霊験のある八幡様として有名で、特に「子安八幡」の名前の通り、
子授け、子供の成長祈願、安産祈願などでお参りする方が多いです。
実際に、私(副住職)もお参りした際に子授け祈願して頂いたのですが、
その後に三つ子を授かりました∑(゚Д゚)ビックリ‼︎
まあ、極端な例ですが。
さてこの日、23日は天気予報では雨でしたが、
井出住職曰く「今まで大祭で雨が降った事ない」という言葉通り、
無事に練り供養を行う事ができました。
うっかり子供の世話と、美味しさに写真を撮り忘れたのですが、赤沢宿名物のお蕎麦とお弁当を頂きました。
一般の方も、土日祝日のみお店がやっているそうなので、参拝や街並み見物と合わせてお蕎麦も試してみて下さい。
万灯行列は江戸屋さんを出発し、無事に妙福寺さんに辿り着きました。
境内では井出住職をはじめ、お上人方や檀信徒の皆様に迎えて頂き、感激いたしました。
その後、子安八幡堂にて御祈祷をして頂き、
とても良い1日を過ごすことが出来ました。
素晴らしい仏縁を頂きました。
本日は市内の妙善寺さんのお会式法要に出仕して参りました。
最高の天気の中、富士山もよく見えて、境内からの眺めは素晴らしいものでした。
なんと、境内には「慈母観音像」の「一のみ運動」が行われていました。
↑詳しくはこちらから。
僧侶から一般の方まで、東北への思いを込めて仏像制作に関わって頂くという、素晴らしい事業です。
既に一体目の「悲母観音像」は陸前高田市の妙恩寺様に納められております。
副住職も一のみ、気持ちを込めて入れさせて頂きました。
一のみ入れた方の名前は記帳されて、いずれ完成の際には観音様の御胎内に納められて、仙台光勝寺様に奉安されるそうです。
これが実際に使用した、ノミと木槌です。
一のみ入れるまでは正直ピンと来ない感じでしたが、一のみ入れて少しでも関わると、この慈母観音様が完成の際にはぜひ仙台まで参拝に行きたくなってしまいました。
東日本大震災後に、大船渡や陸前高田まで何度か伺いましたが、現地は被災後1年経っても瓦礫の山でした。
現在でもかつて民家が並んでいた街並みはなく、何もない平地が広がっています。
この光景を見ると、誰でもとても悲しい気持ちになります。
現地の方々はもっともっと悲しい思いをしています。
観音様は「慈悲」深い菩薩です。
その「悲しみ」を受け止めるための「悲母観音様」を先に被災地へと送り、次に「慈しみ」を広める「慈母観音様」を送るそうです。
皆様もどこかでこの活動に出会いましたら、是非一のみ入れて、慈しみの心を東北へと伝えて頂きたいと思います。
大泉寺でも機会があれば活動誘致してみたいと思います。
身延山大学公開講座
林正寺様お会式
白蓮會は10月24日、林正寺様お会式に参加させていただきました。
動画は鮫遊会さん撮影です。
お会式の動画アップしました
万灯行列の動画を編集し、アップしました。
今年は高張にアクションカムを取り付けて撮影しているので、
アングルのバリエーションが少なめなのと、
境内の動画がもう少し欲しかったですね。
来年の課題にしましょう。