ブログ

サイト管理人のブログです。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログ一覧

台風24号の影響で…

台風24号の影響で不通だった固定電話がようやく復旧致しました。

我々は個人で携帯電話を持つ時代ですので、こちらから電話やSNSで幾らでも連絡が出来ますが、お寺にご用のある方からの連絡手段が基本的に固定電話となっておりますのでご不便をお掛けいたしました。

また昨日倒木により通行止めになっていた寺の北東部の道路も開通しております。

庭師さんが頑張って下さいました。

この倒れた2本の木は40年以上前から本堂前に植えられていた金木犀と銀木犀の木で、20年前本堂を建て替える際にこの場へと移植したもので良い香りで近隣の方々にも親しまれておりました。

とりあえず枝を払い、電線や道路に掛からない場所へと移植する予定です。

上手く根付きますように。

お彼岸

「おひがん」今年も「彼岸」の時期となりました。

「彼岸」とは「彼の岸」つまり向こう側の岸のことで、仏様のみ教えに導かれて安らかな生活を送ることができる世界をいいます。

向こう側があるならばこちら側の岸「此岸」があるわけで、この世界は迷いと苦しみに満ちた、私たちがいま生きている世界です。

苦しみに満ちた世界(此岸)から仏様のみ教えに導かれて生きる安らぎの世界(彼岸)に渡ることを心に誓い、そのために毎日の生活の中で、仏様が示された次の六つの行いを実践することが「お彼岸」の意味です。

一、布施 物・心・行い を喜んで他の人に与えること

二、自戒 真実の道を歩み規律をしっかり守って生きること

三、忍辱 苦しみ・悲しみに出会っても、やがて平穏な日々があることを信じて耐え忍ぶこと

四、精進 今いっときの尊い命を本当に生かすよう、何ごとも怠らず励むこと

五、禅定 どんな時でも深く考え決して心を乱さないこと

六、智慧 仏様のみ教えを学び、それをよりどころとして正しく考え判断すること

この六つの行いを「六波羅蜜」という。

六波羅蜜とは「幸せに生きるための実践項目」です。

どうぞ六波羅蜜を実践して幸せになってください。

{大泉寺新聞005住職記事より」

お会式ポスター!!


お会式のポスターができあがりました。
毎年デザインには悩みます(-_-;)
作っているときはコレしかない!!
と思って入稿しますが、
できあがってみるともう少しここが・・・
色味がもっと…
とか細かいことが気になってしまいます。
なかなか思うようにはいかないものですね。
それでも完成し発送できる状態になると肩の荷が軽くなります。

お会式の出店者さんが…

まだ出店者情報は出しておりませんが、私の中でちょっとしたニュースなので記事にしてしまいますが、今年のお会式には3年ぶりにタイガーカンパニーさんが出店してくれます。

中華鍋の煽りでチャーハンが空を舞う「拝みチャーハン」としてイベントではかなり人気のお店です。

露天市初回から来てくれてましたので結構長いお付き合いです。

そのご主人が今日の夜テレビに出るそうですので皆様注目ッ!!

fujitv.co.jp/b_hp/chouzetsu…

「超絶 気持ちいい瞬間」

という番組ですが、ご主人の技は観ていて気持ちいいです!!

もちろん味も超絶美味しいです。

全国ネットでチャーハンが空を舞いますよ!!

そして10月14日のお会式に来ればそのパフォーマンスを目の前で観て、チャーハンも食べられます(° ꈊ °)✧˖

お楽しみに!

今日は龍口法難の日

文永8年の今日、日蓮大聖人はその御生涯でも大難中の大難と呼ばれる「龍口法難」に遭われました。

鎌倉の松葉ヶ谷にあったご草庵を幕府によって襲撃され、囚われの身になられた挙げ句に市中引き回し、斬首刑に処す為に龍ノ口の刑場まで連行されてしまいます。

ここに至るまでのドラマ!!

そして大聖人はどのように難を逃れたのか!?

大変気になるところですが、これは高座説教で大聖人の御一代記をお聴き頂ければ、楽しみながらお説教を聴くことができますよ。

さてこの日はその後、龍口法難会として日本全国の日蓮宗寺院で御回向を致します。

特に龍ノ口の刑場跡に建立された、片瀬江ノ島の霊跡本山「龍口寺」では盛大に執り行われ、万灯行列が列をなして巡礼が行われます。

かなり盛大に行われていますので、初めての方はびっくりするようですね。

思い起こせば初めて万灯行列を見て参加をしたのもこの龍口法難でした…もう30年も前の話です。

龍口寺のある片瀬江ノ島や塔中寺院のある腰越は海がすぐ近くの漁師町です。

季節もお会式より夏に近いので、漁師町の夏祭りの雰囲気も漂わせていて面白いです。

また大聖人が捕らわれた松葉ヶ谷には妙法寺が建てられましたが、現在でもこの日は日本各地から参拝者が訪れます。

妙法寺ではこの龍口法難と、8月の松葉ヶ谷法難の日には「厄除け生姜」をお供えします。

これは松葉ヶ谷法難の時に、白猿が大聖人を御猿畠へ導き逃れられた際に、山中の生姜をさし上げたといわれることにちなんでいます。

この時期は夏の疲れも出る時期ですので滋養の良い生姜と味噌が身体に染み渡ります。

白猿も一説によると日蓮聖人を助けた忍びであったとか・・・ロマンのある話です。

妙法寺は鎌倉の苔寺として熱心な観光客に人気です。

住職の妻の実家であり、現在は次男が跡を継いでおりますのでぜひご参拝下さい。

最初に龍口法難は高座説教の御一代記として語られると申しましたが、どこで聴けるのか判らなければ聴くこともままなりませんのでご紹介致します。

9月13日(木)14:00~ 富士市 岩本実相寺書院にて 布教師会主催 月例講話9月 「会員有志による祖伝」

10月14日(日)14:00~ 大泉寺お会式 本堂にて  高座説教「東光寺住職 川名義博上人」

ともに入場無料です。

お檀家様でなくとも自由に聴聞できますので、ご来場下さいませ。