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お会式情報③天拝満願祖師特別祈祷13:30~
大泉寺に奉安されている日蓮聖人像「富士山満願天拝祖師」は一年に一度、お会式のときだけご開帳致しております。
この日蓮聖人像は幕末まで富士山に奉られており、黒船来襲の折には京都御所まで遷座され孝明天皇が拝されたため、天拝の御祖師様と呼ばれて親しまれてきました。
このお会式のご開帳のときにはその御利益をご家庭や職場ににお持ち帰り頂けますように、お会式において特別祈祷をおこないます。
13:30~本堂にて
ご希望の方は上記申込用紙の画像をDLしてご記入の上お申し込み下さい。
当日受付もございます。
お会式情報②お説教14:00~
大泉寺のお会式のお説教は高座説教にておこないます。
高座説教は日蓮宗伝統の形式で、落語の原型とも言われています。
その落語への流れの通り、一般的に聴かれるお説教よりもエンターテインメント性がありとても聴きやすいものです。
今年は以前も好評だった市内「東光寺住職 川名義博上人」に説者をお勤め頂きます。
お説教もどなたでも自由にお聴き頂けますので、遠慮せずにお入り下さい。
お会式情報①お会式法要13:00~
いよいよ一週間前となり、準備も最終段階に入りました。
日程は下記をご覧下さい。
13:00~の法要は日蓮聖人第七百三十七遠忌報恩お会式を行います。
今年は新しい試みとして、身延山高校雅楽部をお招きして法要内に雅楽を組み込み、日蓮聖人と仏天への報恩を雅楽の調べと共に見応えのあるものに致します。
法要への敷居が高く感じられるかもしれませんが、生で雅楽や大勢の僧侶による声明などの音楽大法要はなかなか観ることができません。
ぜひお檀家さん以外の方もご遠慮なく本堂の中までご参拝下さい。
台風24号の影響で…
台風24号の影響で不通だった固定電話がようやく復旧致しました。
我々は個人で携帯電話を持つ時代ですので、こちらから電話やSNSで幾らでも連絡が出来ますが、お寺にご用のある方からの連絡手段が基本的に固定電話となっておりますのでご不便をお掛けいたしました。
また昨日倒木により通行止めになっていた寺の北東部の道路も開通しております。
庭師さんが頑張って下さいました。
この倒れた2本の木は40年以上前から本堂前に植えられていた金木犀と銀木犀の木で、20年前本堂を建て替える際にこの場へと移植したもので良い香りで近隣の方々にも親しまれておりました。
とりあえず枝を払い、電線や道路に掛からない場所へと移植する予定です。
上手く根付きますように。
お彼岸
「おひがん」今年も「彼岸」の時期となりました。
「彼岸」とは「彼の岸」つまり向こう側の岸のことで、仏様のみ教えに導かれて安らかな生活を送ることができる世界をいいます。
向こう側があるならばこちら側の岸「此岸」があるわけで、この世界は迷いと苦しみに満ちた、私たちがいま生きている世界です。
苦しみに満ちた世界(此岸)から仏様のみ教えに導かれて生きる安らぎの世界(彼岸)に渡ることを心に誓い、そのために毎日の生活の中で、仏様が示された次の六つの行いを実践することが「お彼岸」の意味です。
一、布施 物・心・行い を喜んで他の人に与えること
二、自戒 真実の道を歩み規律をしっかり守って生きること
三、忍辱 苦しみ・悲しみに出会っても、やがて平穏な日々があることを信じて耐え忍ぶこと
四、精進 今いっときの尊い命を本当に生かすよう、何ごとも怠らず励むこと
五、禅定 どんな時でも深く考え決して心を乱さないこと
六、智慧 仏様のみ教えを学び、それをよりどころとして正しく考え判断すること
この六つの行いを「六波羅蜜」という。
六波羅蜜とは「幸せに生きるための実践項目」です。
どうぞ六波羅蜜を実践して幸せになってください。
{大泉寺新聞005住職記事より」