令和二年 大泉寺花まつり中止のお知らせ

毎年恒例の「大泉寺花まつり」行事・コンサート・露店・等の開催につきまして年末より準備を進めて参りましたが、

大泉寺住職、総代等と協議の上、「新型コロナウイルス」感染のリスクを考慮し、大変残念ではありますが中止の決断を致しました。

連日の報道などでもご承知の通り、日本国内でも新型コロナウイルス感染者が拡大している事を受けて、

官民のイベント行事に影響を及ぼし波紋が広がっています。

花まつりコンサート出演者・出店者の皆様、毎年大泉寺花まつりを楽しみに来寺してくださる皆様には大変ご迷惑をおかけすることになり、本当に申し訳ございません。

しかしながら、毎年数百名の来場がある大泉寺花まつり行事において新型コロナウイルスの感染拡大を招くわけにもゆかず、

苦渋の決断をせざるを得なかった事をご理解のほどよろしくお願いいたします。

また同時開催を予定しておりました 「プラステラスフジヤマ声明コンサート」につきましては

次週4月11日に予定を変更し開催を予定しておりますが、情勢次第で日程の変更等がある可能性があります。

大泉寺及びプラステラスフジヤマのサイトなどにてご確認くださいませ。

新年の御挨拶

謹んで新春の御挨拶を申し上げます。

昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年平成が終わり令和に変わり、
そして早くも令和二年を迎えました。
新年は自分自身の中にある悪い習慣を忘れて、
なにか新しいことにチャレンジするよい機会となります。
特に庚子の年は新しいことを始めるのに良い年だといわれています。

当山では昨年十二月一日に「法燈継承式」を執り行い、

新たな一歩を踏み出しました。

立ち止まること無く、前に進んで行こうと思います。

皆様の益々のご繁栄を御祈念申し上げますとともに

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和二年 正月

お会式出店者情報⑩

「お寺のお店」

こちらは大泉寺で運営するお店です。

コンセプトは子供が楽しめるお店です。

小さな子供がお小遣いで楽しんでほしいというのが想いです。

特に変わったものはありませんが

基本的に100円以下のおもちゃや、ヨーヨー釣りが楽しめます。

中には10個ぐらい釣って行く猛者もいます。

 

小さなお子さんや、お孫さんと一緒に来て楽しんでもらえたら何よりです。

お会式というお寺の行事がそういうコミュニケーションの役に立てたら嬉しいですね。

お会式出店者情報⑥

ここ数年毎年ご参加頂いている

キャンドルアーティスト「Fuji candle 鍋山純夫」さんです。

キャンドル作りのワークショップに加え、

「万灯キャンドルナイト」

を担当してくださいます。

鍋山さんのキャンドルは小さな子供でも気軽に作ることが出来るので、

例年小さな子供にも大人気です。

また参道から境内にかけて彩られる

「万灯キャンドル」は白蓮會の万灯と共に大泉寺のお会式には欠かせないものとなっています。

これだけのキャンドルが並ぶことは滅多にありませんのでこちらもお楽しみ下さい。

 

Fujicandole Facebookページ

https://www.facebook.com/search/top/?q=fujicandle&epa=SEARCH_BOX

 

地元のフリーペーパーでも巻頭特集で取り上げられています。

また6月に開催されたプラステラスフジヤマでも

「キャンドル作り」「キャンドル声明コンサート」などを手がけて頂きました。

こちらも大好評のうちに修了しました。

是非体験して頂きたいものです。

 

お会式出店者情報②③

鯛焼き本舗&チョコバナナ

こちらも毎年大人気ですね。

チョコバナナはもはや説明の必要すらないお祭りの定番!!

年齢を問わず愛されていますね。

コレを食べるとお祭りの到来をかみしめることが出来ます。

 

そしてクロワッサン鯛焼きはサクサクの皮にあんこのコラボが最高です。

ついたくさん買っていつも次の日にも食べています。

普通の鯛焼きと違って、次の日の朝に焼き直しすると皮が復活するのも良い所。

まだ試していない方はぜひ!!!

お会式に向けて

お会式に向けてお寺では着々と準備を進めております。

今日は朝早くよりお檀家さんの有志の皆様により

参道の除草作業のご奉仕を頂きました。

 

あまりにも広い大泉寺の境内は現状追いついていないのが実情です。

その中でこのようにご奉仕頂けますことは本当に有り難いことです。

 

この姿こそ日蓮聖人への

「報恩」

であると感じます。

 

お寺という場所は多くの方々の想いで支えられているのだと改めて思いました。

その想いを受け止められるお寺になれるよう精進して参ります。

お会式情報②

大泉寺のお会式では本堂内部がいつもとはずいぶん様子が変わります。

一年に一度だけ富士山天拝祖師像・寺宝の曼荼羅がご開帳されるのです。

寺宝のお曼荼羅は数が多く、

本堂内の壁面をすべて大曼陀羅御本尊が埋め尽くす様はかなりの異空間となります。

 

また、富士山天拝祖師も普段はお厨子の中にありますが、

お会式のときにはご開帳し

御祖師様の手元から境内までつながれた紐を握ることで

その功徳を頂くことが出来ます。

 

この祖師像は幕末の黒船来襲の折に

富士山から京都御所まで遷座し孝明天皇が国の平穏を祈願された祖師像です。

そのため「天拝」と称されております。

 

またこのご開帳にあわせ、特別祈祷を行います。

こちらは有料となりますが

昔から信仰を集める「天拝のお祖師さま」の元で功徳を頂いてこれからの一年間の平穏を祈り、

そして来年のお会式で一年間の無事を御祖師様に報告し、

その報恩をすることは大変に意義のあるものです。

特別祈祷をお申し込みの方にはお札をお渡し致します。

紙札 三千円

木札中 五千円

木札大 一万円

となっております。

当日受付もございますので是非お申し込みの上、ご一緒に祈願してみてはいかかでしょうか?

お会式情報

台風19号により各地で被害が報告されております。

 被災されました皆様におかれましては、

御回向申し上げますとともに一刻も早い復興を御祈念申し上げます。

お会式正当の12日~13日は

池上本門寺や身延山で予定されていた万灯行列は中止となってしまいました。

 未曾有宇の天災でしたので致し方ないところですが、

運営側の皆様の苦悩をお察し致します。

さて大泉寺のお会式ですが十月二十日日曜日です。

今回は住職の代替わりにより、法要は新住職が導師を勤めさせて頂きます。

大泉寺では10名を超える僧侶で法要を行います。

また昨年好評だった「身延山高校雅楽部」による入堂演奏も行います。

厳かな雰囲気を感じてほしい所です。

また法要後にはお会式恒例のお説教があります。

今回のお説教さんは高座説教の名士

「塚本智秀上人」です。

塚本上人は地元芝川の円恵寺御住職であるとともに、説教師としての実力も日蓮宗でもトップクラスです。

後進の育成として宗門修行機関「布教院」講師、現在は地区の僧侶をまとめる宗務所長をお勤めになるなど、大変ご活躍をされています。

落語への造詣も深く、その知識を活かした語り口調は年齢を問わずどなたでも聴きやすいお説教を楽しませて下さいます。

お説教・・・つい小難しいものを想像してしまいますが、高座説教は楽しむものです。庶民の娯楽・落語は高座説教が原型となっているもので、昔は説教師のお話も庶民の娯楽の一つでした。

基本的には江戸時代からスタイルは変わっていないそうですが、話の内容は現代の話と仏教を絡めたものになりますので、聴きやすいものです。

一方、高座説教の特徴の一つである「祖伝」という日蓮聖人の御一代記は、遙か昔より伝わるまるで時代劇のような語り口調で、これも説教師さんの個性が出るところなので色々な説教師のお話を聞き比べるのが「通」の楽しみ方です。

お寺の本堂と「祖伝」という昔からのスタイルを楽しむもよし。

現代的な「説」を楽しむもよし。

説教師の個性を聴き比べるのもよし。

楽しみ方は人それぞれです。

特に近年はインバウンド需要で日本的なものの価値が見直されてきました。

今まで聴いたことがない方も、今ここで大人の嗜みとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

法要・お説教ともに入場無料で、大泉寺のお檀家さんでなくとも結構です。

なるべく多くの方のご来場をお待ちしております。

昔の写真(お会式)

西が丘幼稚園前

市内の代立寺さんから出てきた写真です。

いまから約60年前、立教開宗700年の節目に行われた

大泉寺お会式の写真です。

現在の街並みとはまったく違う景色なので最初どこだか解りませんでしたが

よく目をこらしてみると建物の屋根の上に

「西が丘幼稚園」と書かれたパネルが確認できます。

本人は覚えていないそうですが、

住職が小学校の頃なのでおそらくこの稚児達の中にいるんでしょうね〜

しかし凄い稚児の数です!!

今では考えられませんが、ベビーブーム真っ只中の団塊世代が稚児だったので

子供の数も今とは比較になりませんね。

お寺周辺の景色も今とはまったく違うので、

私が見てもどこで撮った写真なのかよくわかりませんが、

富士山と撮影者の位置関係や高さなどから、

今のお寺の参道より下の方だと思われます。

しかし列が長い!!

行列に万灯が2基、人力車、大傘、電柱のような巨大な幟、小さな幟多数が確認できます。

凄い!!

立て替える前の本堂です。懐かしい…

けど私が産まれるより遙か昔の様子なので、私の記憶とも大分違います。

須弥壇の仏様は今と変わらず我々を見守って下さっております。

古老に聞きますと、昔はお会式というのは唯一の娯楽、一年の楽しみの一つだったようです。

娯楽も増え、子供も減り、時代背景やお寺の置かれる環境も大きく変わった現代では、ここまでやるのはさすがに難しい、というかまず無理でしょう。

しかし大泉寺というお寺が、祖父の時代にここまでの事ができていたという事実。

過去のご住職達に負けてはいられません!!

頑張らないといけませんね!