花まつりが終わり、
ようやく大泉寺に日常が訪れたような気も致しますが、
多忙すぎてまだ花まつりの写真の整理も出来ていません (;༎ຶ༎ຶ)
この時期には所属する各会の総会・研修会がいくつも開催されますが、
昨日参加した研修会では警備会社さんから講義を賜りました。
大泉寺でもお世話になっている某社さん。
センサーが虫に反応しただけでも嫌な顔せずに駆けつけてくれます。
講義では防犯について、犯罪者の心理などを交えお話いただきました。
「防犯」で一番大切なこととは…
「犯罪を未然に防ぐこと」
だそうです。
落書きやゴミ、雑草を放置しない。
境内に居る方に声がけをする。
防犯カメラなどを設置し、死角を作らない等々。
お寺運営では基本的な事をしているだけでも防犯効果は望めるそうで。
単にお寺を守るということだけでなく、地域や家族を守ること。
心に闇を抱えた方を犯罪行為に走らせないという意味でも「防犯」は大切です。
根本を辿れば、仏様の教えを以って心の闇を払い犯罪を起こさせない事も広義では「防犯」と呼べるわけです。
お釈迦様も2大国に挟まれた小国の王子としてお生れになり、幼少の頃から死への恐怖に怯えていました。
その恐怖から逃れる為に出家を志して悟りを開くに至ったのです。
簡単に言ってしまえば、仏教とは心から不安を取り除くために産まれた教えです。
お寺で行う行事では参加者に制限を設けてはおりません。
どなたでも仏様とご縁を結び、仏法を授かることができます。
大泉寺では「花まつり」や「御会式」といった行事を通じて、全ての方に仏様のお心に触れていただければ…と考えています。
それで犯罪が一件でも減り、皆が安心できる社会に向かって行けたら嬉しいですね。
皆様も安全な社会に住む為に、まずご自身の心のケアもお忘れなく。